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活動の記録

学生団体Youth for Ofunatoが、2月26日に発生した大船渡市山林火災における避難所での活動について、報告書を作成・公開しています。いわて連携復興センターでは、スタッフの一人が現地のコーディネートを担当しました。

Youth for Ofunatoは、岩手県内外の学生メンバーで構成され、「大船渡と私たちの未来のために」をビジョンに掲げて活動している団体です。
東日本大震災をきっかけに、2011年10月に設立され、現在は以下の4つのミッションのもと、活動を継続されています。
①大船渡とつながる輪を広げる
②大船渡の魅力を広く発信する
③地域コミュニティの担い手を支援する
④地域社会が抱える課題に挑戦する

大船渡市内の高校生も加わり、3月1日から避難所閉所までの12日間の取り組みをぜひご覧ください。


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活動報告書


2025年3月31日、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)の解散セレモニーが開催され、私たちNPO法人いわて連携復興センターも出席させていただきました。

JCNは、2011年の震災をきっかけに、被災地で活動するNPOやボランティア団体を支えるネットワークとして発足し、全国とのつながりの中で14年間活動を続けてきました。復興はまだ道半ばではあるものの、全国ネットワークとしての役割を一定程度果たしたとの判断から、今回の解散に至ったとのことです。

私たちもJCN岩手担当として、発災直後から支援調整や情報発信などに協働してきました。その中で、JCNが取り組んできた「ユースサミット」「ユースダイアログ」などの伝承活動は、震災の記憶と教訓を、次世代へ伝えるための大切な取り組みであるため、現在、当センターが行う「YouthMemory」事業として形を変えながらも続けています。

JCNの歩みは終わりますが、そこで築かれたつながりと想いは、これからも私たちの活動の礎となります。JCNに関わってこられたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。


栗田代表からの最後のごあいさつ


2月11日(火・祝)、宮城県多賀城市の災害公営住宅、市営鶴ケ谷アパート集会所を会場に「第7回 大規模災害公営住宅 自治会交流会」を開催しました。平成29年度に岩手県内の大規模災害公営住宅(整備戸数100戸以上)を対象に第1回を開催し、平成30年度よりいわて連携復興センターとみやぎ連携復興センター等の共催で実施してきたこの交流会も第7回目となりました。

令和6年度に引き続き、岩手・宮城・福島3県から参加があり、14自治会(自治組織)27名、行政・支援者14名、報道5名、運営10名の合計56名が集まり活気溢れる会となりました。岩手県からの参加自治会は、以下の5つです。
・県営南青山アパート会(盛岡市:県営:4棟99戸整備)
・山田中央団地自治会(山田町:町営:3棟146戸整備)
・県営みどり町アパート自治会(大船渡市:県営:3棟147戸整備)
・県営栃ヶ沢アパート自治会(陸前高田市:県営:2棟301戸整備)
・下和野団地自治会(陸前高田市:市営:2棟120戸整備)

今回のテーマは「防災は、コミュニティだ!」です。各自治会から様々な取組や課題について情報交換し、その上で防災活動につながる普段の自治会活動について意見交換しました。「防災」と「コミュニティ」は自治会やコミュニティに無くてならないテーマでありながら、一見防災に関係ない普段の話や関心を防災の視点につなげていくことは難しい部分もありました。それでも、「防災」と「コミュニティ」の2つが両輪として相互につながり重なり合い、自治会活動やコミュニティ形成の今後のポイントとなることについて、自治会と支援者が同じ認識を持つことができたと感じています。


開催後、グループ内で共有された他県の取組が刺激となり、すぐに参考にしたという自治会もあり、今後の各地域での展開や取組が期待されます。

※いわて連携復興センターでは、復興庁から採択を受けた「令和6年度被災者支援コーディネート事業」の取組の中で、みやぎ連携復興センターと共催してこの自治会交流会を開催しました。


2025年3月25日(火)に、いわて県民情報交流センター(アイーナ)にて、一般社団法人日本承継寄付協会の三浦美樹代表理事を講師にお招きし、「岩手における遺贈寄付の可能性を考える~」を開催いたしました。


三浦氏からは、遺贈寄付とは「人生で使い切らなかったお金(相続)を、自分の死後に寄付すること」であり、ソーシャルセクターへの寄付をとして、人生の集大成の社会貢献として「自分らしい」形で未来につなげることである、と述べられていました。


日本承継寄付協会の主な取り組みを通して、遺贈寄付にまつわる現状についてお話しいただきました。
① 実態を調べる
→5年連続で全国調査を実施
② 相談先を増やす
→遺贈寄付の専門家を育成(承継寄付診断士 認定講座の開催 等)
③ 検討しやすいようにする
→情報誌「えんギフト」の発行(全国の公証役場や士業事務所に配布し、寄付先との出会いを届ける)
④ 遺言書の敷居を下げる
  →遺言書作成の費用を助成(フリーウィルズキャンペーン)

参加者からは、
・遺贈寄付の平均額と中央値などはどのくらいか?
・遺贈先として、どのような分野が多いのか?
というような質問がされました。


その後、参加されている認定NPO法人のみなさまの活動紹介を中心に、参加者の自己紹介を行い、岩手県における遺贈寄付推進の可能性について深掘っていきました。

今回は年度末での開催となり、士業や企業、行政の方など、様々な方にご参加いただくことが出来ませんでしたが、もっと多くの方に知っていただく機会をつくることで、岩手における遺贈寄付の土壌づくりについてみなさんと考えていければと思います。


本事業は、武田薬品工業様の協力を得て「東日本大震災被災地の市民活動団体ネットワーク強化プログラム」として、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター協力のもと開催致しました。


2025年3月26日、いわて連携復興センター事務所の会議室にて、『第53回いわて内陸避難者支援ネットワーク会議』を開催しました。

今回も、各参加団体の活動状況について共有いただき、日々の支援の現場から見えてきた課題について、活発な意見交換が行われました。支援の中で直面している実情や、困難さの変化について、さまざまな視点からの報告があり、非常に学びの多い時間となりました。

会議の中では、国が定める「第2期復興・創生期間」が2025年度で終了を迎えることも話題として上がりなり、「これからどのように“平時”へと移行していくのか」という大きなテーマにも触れました。震災から10年以上が経過し、地域の様子は一見「落ち着いたように見える」部分もありますが、実際には、孤立・孤独、心身の不調、経済的困窮、住まいの課題など、被災者の抱える問題はむしろ複雑化・多様化してきています。

特に、制度の狭間にある方や、支援の枠組みからこぼれてしまった方に寄り添い、変化に気づき、声を聴いてきたのは、地域に根ざした支援者の皆さんで、そうした支援者が「事業の終了」とともに現場を離れざるを得なくなると、その方々の声を受け止める存在が失われてしまうことになります。このことへの強い危機感が、多くの支援者から共有されました。

さらに、これまで支援に携わってきた人だけではなく、より「その人に近い存在」となれる支援者となりえる、たとえば地域の住民や団体、関係機関などにどうつなげていくか、どう巻き込んでいけるかという視点も話し合われました。

復興期から平時へと移る今だからこそ、ネットワークの意義や支援の形を再確認し、地域全体で“支える力”を維持・継承していくことが求められています。今後も引き続き、こうした場を通じて、現場の声をつなぎ、より良い支援のあり方を共に考えていきたいと思います。


2025年3月4日(火)に岩手県公会堂にて「岩手における寄付推進の仕組みを考える~休眠預金事業、コミュニティ財団の仕組みから~」を開催し、行政やNPOなど26名の方にご参加いただきました。
内容としては、休眠預金等活用制度自体の説明や、資金分配団体・実行団体からの視点で休眠預金等活用事業についてお話しいただきました。

休眠預金等活用制度の解説 
内閣府休眠預金等活用担当室 石井宏樹 氏


休眠預金等活用制度の可能性
一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)内田淳 氏、福田文 氏


資金分配団体の役割と地域への影響について
公益財団法人長野県みらい基金 理事長 高橋潤  氏


岩手における休眠預金事業の活用について
一般社団法人BlessU 代表 中居知子 氏


その後、グループごとに参加者同士で、「感想共有」「資金分配団体やコミュニティ財団は岩手に必要か?」「(必要であれば)どのようなアクションが出来るか?」などについて意見交換をしました。


グループワークやアンケート内容から、一番多かった声として「知る機会の重要性」がありました。より多くの方に知っていただき、制度の理解が深まり、活用したい人・応援したい人の輪が広がっていく…まずはそのきっかけの日となったのかと思います。


本事業は、武田薬品工業様の協力を得て「東日本大震災被災地の市民活動団体ネットワーク強化プログラム」として、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター、内閣府休眠預金等活用担当室、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)協力のもと開催致しました。


東日本大震災から14回目の3月11日を迎えました。
被災された皆様に謹んで哀悼の意を表します。

また、2月26日に発生しました大船渡市の林野火災におきましても、
被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災された皆様の一日も早い復旧と復興を祈念いたします。


14年という歳月の中で、復興に向けて一歩ずつ、そして着実に進められてきました。
しかし、未だ日常を取り戻せない方や、14年が経過した今になって表出する課題もあります。

「3.11を忘れない」
これは単に記憶としての言葉だけでなく、これからの未来をより良くしていくための約束でもあります。
「岩手の復興をカタチにする為に必要なヒト、モノ、想いをつなぎ支える」
「市民活動の向上の為、だれもがチャレンジできる土壌を産学官民とともに創る」
「東日本大震災の経験や取組を後世に伝え、未来の災いに備える」
地域住民が主役の復興、そして、地域課題にチャレンジする岩手を目指す私たちの使命です。

これまで培ってきたネットワークや経験を活かしながら、今日からまた気持ちを新たに、
地域の皆様、支援者の皆様とともに、より良い岩手に向けて活動を続けてまいります。

東日本大震災の教訓とそこから得た学びを活かし、
今後訪れる可能性がある困難にも、ともに乗り越えていきましょう。

2025年3月11日
特定非営利活動法人いわて連携復興センター
代表理事 葛巻徹

いわて連携復興センターが主催する勉強会のご案内です。

岩手における遺贈寄付の可能性を考える

「遺贈寄付」とは、自分の財産の一部を「自分らしい形」で未来へ託す方法の一つです。これは、地域で活動するNPOなどに財産を寄付する手法であり、少子化が進む中で、子どもを持たない家庭や遺産を譲る身内がいない方々にとっても、多様な財産継承の選択肢になります。また、都市部への資産流出が指摘される中で、岩手県内においても、志のある資金が地域内で循環する形が求められています。
本勉強会は、遺贈寄付の可能性やそのプロセスについて学び、岩手における具体的な推進方法のイメージを持っていただく機会とします。

〇日時 2025年3月25日(火)16:30~18:00

〇会場 いわて県民情報交流センター(アイーナ) 団体活動室2
    〒020-0045 盛岡市盛岡駅西通 1丁目7-1
    ※講師はオンラインでの登壇になります。

〇内容
・遺贈寄付の可能性とプロセス
・岩手県内の認定NPO法人の活動紹介
・意見交換・交流

〇講師
一般社団法人日本承継寄付協会 代表理事 三浦美樹 氏(司法書士)
2011年司法書士事務所開業。相続専門司法書士として2000件以上の相続相談を受け、相続セミナーや相続専門誌の監修・執筆を多数経験後、2019年、遺贈寄付を日本の文化にすべく日本承継寄付協会を設立。遺贈寄付の全国実態調査の実施や専門家向け遺贈寄付研修、寄付先紹介つき遺贈寄付ガイドブックを「えんギフト」を発行、英国初の遺言書作成報酬助成であるフリーウィルズキャンペーンの日本初開催をし、日本における遺贈寄付文化創造に尽力。

〇参加対象
・相続などに関わる士業・金融機関の皆様
・認定NPO法人の皆様

〇開催体制
主催:NPO法人いわて連携復興センター
協力:認定NPO法人日本NPOセンター

〇お問い合わせ・お申込み
NPO法人いわて連携復興センター(担当:葛巻、新田)
住所:岩手県北上市大通り一丁目3番1号 おでんせプラザ南館7階
TEL:0197-72-6200  FAX:0197-72-6201  E-mail:info@ifc.jp

※お申込みは、必要事項(参加者名、所属先、電話番号、メールアドレス)を上記FAXやメールでお送りいただくか、以下の申し込みフォームからお願いします。
申込フォーム:https://forms.gle/na944wYytY6KYmuM6

※本事業は、武田薬品工業様の協力を得て東日本大震災被災地の市民活動団体ネットワーク強化プログラムとして実施します。


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【チラシ】遺贈寄付セミナー


いわて連携復興センターも会員団体となっておりますいわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)からの
ご報告です。
 
 
この度の大船渡市で発生した林野火災におかれましては、
多くの支援ならびにご関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。
大船渡市では消防隊・消防団・警察・自衛隊をはじめ、
多くの方々が懸命な消火活動、3/5・6の雨のおかげで火の勢いは収まりつつありますが、
未だ鎮圧には至っておらず、引き続き現地の状況は流動的な状況です。
まずは皆様に現状を知っていただき、今後の支援の参考にしていただく場として、
3月7日オンラインにて、「大船渡林野火災_現地報告会」を開催致しました。
 
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【開催日時】令和7年3月7日(金)15:00~16:30
【開催方法】オンライン開催(Zoomウェビナー)
【共  催】NPO法人おおふなと市民活動センター
      いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)
【協  力】認定NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
【アジェンダ】①大船渡の状況についての報告
       ②大船渡での活動について など
 
※現地報告者等の詳細は、こちらのブログに掲載しております
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当日は、全国各地から300名近い方にご参加いただき、こんなにも沢山の方々が
被災地にお心を寄せていただいていることを改めて実感したところです。
そして、被災地の現状や復興に向けた課題について、
皆様と共有できたことを大変有意義に感じております。
 
7日時点で、被災地はまだ鎮火に至っていないという状況下でしたので、
まずは被災地で活動している団体から現状をお伝えする機会にしようと、
ウェビナーによる開催とさせていただきました。
 
被災地では、復旧・復興にはまだ時間がかかる状況が続いております。
皆さまの息の長い温かいご支援が今後ますます重要となります。
引き続きのお力添えをお願いできれば幸いです。
 
取り急ぎ、議事メモ(要約版)をホームページに掲載致します。
被災地の現状の把握など、今後の支援の検討にお役立ていただければ幸いです。
 
なお、当日ご参加しなかった方で、議事メモ(フルバージョン)をご希望の方は、
下記フォームにお申込みいただければ、お送りさせていただきます。
 
 
 
皆様の息の長いご支援を宜しくお願いします!!
◆【義援金募集】大船渡市役所 災害義援金
◆【支援金募集】一般社団法人大船渡地域戦略
◆【支援金募集】認定NPO法人おはなしころりん
◆【支援金募集】一般社団法人大船渡青年会議所
◆キャッセン大船渡ECサイトにて「大船渡山林火災緊急支援特設ページ」を立ち上げ、上記3つの支援金への寄付をクレジット決済で受け付けています。
◆いわて連携復興センターでは、地域創造基金さなぶりと連携し、次のフェーズに被災地で岩手のNPOの活動を応援する基金を立ち上げました。

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20250307_大船渡林野火災現地説明会 議事メモ_要約版


いわて連携復興センターでは、各市町村、復興支援団体が主催する追悼行事等の情報をまとめております。
新しい情報が入りましたら、随時更新いたします。

行政追悼式典等

【岩手県】 
令和6年度岩手県東日本大震災津波追悼式
東日本大震災津波から14年となる令和7年3月11日に、県として犠牲者を慰霊・追悼するため、盛岡市において、岩手県東日本大震災津波追悼式を開催します。

●開催日:2025年3月11日(火)14:40~16:00頃まで
●主催等:岩手県
共催:盛岡広域首長懇談会(盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町)
●会場:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール(盛岡市内丸13-1)
●御来賓(予定):
政府来賓・県選出国会議員の他、県議会議長・県議会議員を始め、県内の救助機関、復旧・復興に携わってこられた団体等の御参列を予定しています。
●県民の皆様の御参列について
・県民の皆様も御参列の上、献花いただけます。
・事前申込は不要です。
・献花用のお花は、会場に御用意しています。
・服装は、礼服・平服のどちらでも構いません。
・御参列を希望する場合、14時15分までに、会場2階にお越しください。御参列者の方々の安全のため、手荷物検査等を実施しますので、御協力お願いいたします。検査後、会場3階で受付をお願いします。
・式典会場において、御香典、御供花、御供物は受け付けいたしかねます。
・式典会場へお越しの際は、公共交通機関の御利用に御協力をお願いします。
●自由献花:16:30~18:00(トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)3階大ホール)
●お問合せ:復興防災部 復興推進課 伝承・発信担当 TEL:019-629-6945(内線6945)
※詳細はこちら→https://www.pref.iwate.jp/shinsaifukkou/fukkounougoki/1038143/1078818.html

【陸前高田市】 
東日本大震災追悼式
市では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災により犠牲となられた方々の御霊をお慰めするため、「陸前高田市東日本大震災追悼式」を開催します。

●開催日:2025年3月11日(火)
●会場:市民文化会館 奇跡の一本松ホール
●時間:
・式典会場:14:40~15:30まで(受付は14:00~)
・一般献花場:10:00~17:00まで(市民文化会館南側)
●対象:東日本大震災で犠牲となられた方の遺族
●定員:定員600人程度(ホールの定員になり次第、会場への入場を制限する場合があります)
●お問合せ:陸前高田市役所 福祉部 福祉課 福祉係 TEL:0192-54-2111
※詳細はこちら→https://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/soshiki/hukushika/hukushikakari/tuitousikinituite/index.html

【大槌町】 
大槌町東日本大震災津波追悼献花
東日本大震災津波で犠牲になられた方々を慰霊・追悼するため、追悼献花を執り行います。
下記のとおり献花会場を設けさせていただきますので、多くの方々の献花をお願いいたします。
なお、追悼式に参列希望の方は、追悼式開始時間前までに会場にお越しください。席数に限りがありますので予めご了承ください。

●開催日:2025年3月11日(火)
●会場:大槌町文化交流センター「おしゃっち」多目的ホール
(〒028-1117 岩手県上閉伊郡大槌町末広町1-15)
●時間:
・追悼式  14:30~15:30
・追悼献花 9:00~12:00、16:00~17:00
※なお、12:00~16:00の時間帯は、エントランスホールに献花台を設けます。
●その他:
・上記時間内で自由にどなたでも献花を行っていただけます
・献花用のお花は会場にてご用意いたします
●お問合せ:大槌町役場 総務課 TEL:0193-42-8710
※詳細はこちら→https://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/449115.html

【釜石市】 
釜石市東日本大震災犠牲者追悼式
東日本大震災により犠牲になられた方々を追悼し、鎮魂の祈りを捧げるため東日本大震災犠牲者追悼式を開催します。

●日時:2025年3月11日(火)14:45~15:15
●会場:釜石祈りのパーク(釜石市鵜住居町4丁目901番2)
●内容:黙とう(14時46分)、式辞、追悼のことば、献唱、献花
●対象:どなたでも
●形式:無宗教形式で執り行います。
●参列について:
・事前の申し込みは不要です。
・献花用の花は会場に用意します。
・服装は、礼服・平服どちらでも構いません。
・会場は屋外ですので十分な防寒対策のうえご参列ください。
※当日、釜石祈りのパークでは10時から17時までの間(追悼式開催中を含む)、ご自由に献花できます。
●お問合せ:釜石市役所 文化スポーツ部 文化振興課 芸術文化係 TEL:0193-27-7567
※詳細はこちら→https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2024020600079/

【山田町】 
東日本大震災・大津波 山田町犠牲者十四周年追悼式
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、本町でも尊い命が数多く奪われ、また多くの家屋が流出、焼失するなど、極めて甚大な被害を受けました。
発災から14年を迎えるにあたり、震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするため、次のとおり追悼式を執り行います。
なお、式へはご遺族をはじめ、どなたでも参列できます。

●日時:2025年3月11日(火)14:40~15:30頃まで(会場は2:00~)
●場所:山田町中央公民館 大ホール
●内容:
開式のことば
黙とう(午後2時46分サイレン吹鳴)
式辞
追悼の辞
献花
閉式のことば
(式は、無宗教、献花方式で行います。なお、参列に当たってはご供花やご供物、ご香典などはご辞退申し上げます。)
●一般献花:どなたでも追悼式終了後から18:00まで献花ができます。(献花用の花は町で用意します。)
●駐車場:役場及び会場の駐車場は、台数に限りがあるため、乗り合わせや公共交通機関のご利用をお願いします。
●お問合せ:山田町役場 総務課 TEL:0193-282-3111(内線418)
※詳細はこちら→https://www.town.yamada.iwate.jp/docs/8246.html

【宮古市】 
宮古市東日本大震災追悼式
宮古市では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災・大津波でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするため、宮古市東日本大震災追悼式を執り行います。

●日時:2025年3月11日(火)14:40~
●場所:宮古市民文化会館 中ホール(宮古市磯鶏沖2-22)
●次第
1.開式の辞 2.黙とう 3.式辞 4.追悼のことば 5.献花
追悼式は、無宗教・献花方式で行います。
献花用のお花は、会場にご用意します。持参していただく必要はございません。
追悼式には、ご遺族の皆様をはじめ、どなたでもご参列いただけます。
発熱や咳があるなど体調が良くない場合には、参列をご遠慮ください。
献花後は、そのままお帰りいただいて構いません。
供花、供物等はお受けできかねますので、あらかじめご了承くださるようお願いします。
※以降、献花のため、午後5時00分まで会場を開放します。
駐車場:
宮古市民文化会館駐車場(中ホール側、磯鶏駅南側)は収容台数に限りがあります。大ホール側は使用できません。できるだけ公共交通機関・無料送迎バスをご利用くださるようお願いします。
無料送迎バスの運行のお知らせ:イーストピアみやこ正面前から、無料送迎バスを運行します。
[出発時間]午後2時10分[会場到着]午後2時25分
※追悼式終了後は、逆のルートで帰りのバスを運行します。
●お問合せ:宮古市役所 総務課 TEL:0193‐62‐2111
※詳細はこちら→https://www.city.miyako.iwate.jp/gyosei/soshiki/somu/1/8709.html

【久慈市】 
久慈市東日本大震災復興祈念式 ~3.11を忘れない~
東日本大震災から14年目を迎えようとしています。これまで歩んできた復興への道筋を改めて確かめるとともに、今後の発展そして津波防災意識を高めていくために、「東日本大震災復興祈念式~3.11を忘れない~」を開催します。(黙とう、献花など)

●日時:2025年3月11日(火)開式 13:45~15:30頃まで(受付開始 13:15~)
●場所:久慈市文化会館(アンバーホール)小ホール
●お問合せ:久慈市役所 総務課 TEL:0194-52-2112
※詳細はこちら→https://www.city.kuji.lg.jp/soshiki/somu/1/yotei/4995.html

◇感染症が拡大している地域からの来場はお控えください。感染症拡大防止のため、ご理解いただきますようお願いいたします。

NPO等追悼行事

【盛岡市】
東日本大震災14周年行事「祈りの灯火2025~手をとりあって~」
2025年3月11日、東日本大震災14周年行事『祈りの灯火2025』が開催されます。

14時46分、岩手県盛岡市の盛岡城跡公園(もりおか歴史文化館前広場)に集まった多くの市民と共に黙祷を行い、その後17時より、盛岡市長はじめ被災者代表、市民ボランティアで、全国の皆さまが作った約1万個の灯ろうに灯りを灯します。
被災地が1日も早く復興しますように。
被災者のみなさんの心の平安がおとずれますように。
それまで、私たちは手をとりあっていきます。

◎『祈りの灯火』寄付金のお願いです。
祈りの灯火では灯籠を灯すための「ろうそく」の購入費用、毎年おおよそ5万円程度を寄付金で賄っています。
今年も下記の口座で寄付金を募集しております。
灯籠製作と共に、こちらにもご協力頂ければ幸いです。
ご寄付は年間を通じて受け付けております。
お寄せくださった方は、ぜひ下記に「祈りの灯火の寄付」と一報いただければありがたいです。(銀行振込のため、正確なお名前やご住所が分からないので)
『祈りの灯火 寄付金口座』
 口 座 : 東北銀行 本店 普通預金 5002706
 口座名 : もりおか復興支援ネットワーク
     代表 寺井良夫
 連絡先:019-654-3521
     〒020-0023 岩手県盛岡市内丸3-46
     もりおか復興支援センター「祈りの灯火」係
      e-mail:morioka.fnet@gmail.com

●開催日:2025年3月11日(火)
●開催時間:14:46 黙祷 17:00 灯籠点灯式 17:00~19:00まで 灯籠点灯
●開催場所:盛岡城跡公園(もりおか歴史文化館前広場)他
●内容:市民や全国の方々が製作した約10,000個の灯籠に火を灯します。
※市内各所で灯籠の製作会を行っておりますので、是非御参加ください。
※イベントのボランティアも募集しております。
●主催:盛岡広域首長懇談会(盛岡市、八幡平市、滝沢市、雫石町、葛巻町、岩手町、紫波町、矢巾町)
●共催:もりおか復興支援ネットワーク、盛岡市ボランティア連絡協議会
●協力:もりおか歴史文化館
●運営:祈りの灯火実行委員会
●お問合せ:祈りの灯実行委員会 TEL:090-2973-4035
※詳細はこちら→https://www.city.morioka.iwate.jp/kurashi/anzen_anshin/shinsai/shinsaiinfo/1018707.html

【宮古市】
~あの日を忘れない~「みんなでつなぐ震災写真展」
2月に開催する「あの日を忘れない、みんなでつなぐ震災写真展」の出展者を募集します。スマホやカメラに残された、一瞬で被災地となった街の景色。決して見せ物ではなかった我が家や避難所での生活など、それぞれの3.11の記憶を「震災写真」として展示して、振り返り、防災や減災について改めて考える機会にしたいと思います。震災後に生まれた子どもたちが増える中、まだまだ伝えられていない記憶も多い事と思います。今年もやってくる14年目の「3.11」を一緒に伝えていきませんか。

●展示期間:2025年2月26日(水)~3月16日(日)
●場所:1F交流ホール
●お問合せ:宮古市地域創生センター TEL:0193-65-7133 メール:sousei@sanriku-npo.jp
詳細はこちらから→https://www.sanriku-npo.org/

【宮古市田老地区】 
津波防災シェア期間(3月3日~11日)イベント案内 

●日時・開催内容:
3月1日(土)昼間津波避難訓練(昼間)
14:46~ たろう道の駅情報館参集⇒徒歩避難⇒赤沼山新避難場所。
3月2日(日)夜間津波避難訓練(夜間)
2:30~ たろう道の駅情報館参集⇒徒歩避難⇒赤沼山新避難場所。
重点項目:避難経路の安全確認。寒冷対策と防災用品の使い方と注意点について
3月3日(月)17:30~ 昭和三陸津波 追悼・伝承「夢あかり」 於)防浪提
3月9日(日)防浪堤津波遺構整備
9:30~ 津波遺構(破壊された防潮堤)防浪堤X交点周辺の整備、草刈他。
3月11日(火)3.11東日本大震災 追悼・伝承 於)新防潮堤南側(乗り越し道路交差点付近)
14:46 :追悼
14:50 :追悼・祈願たこ揚げ(田老第一小学校6年生)
15:00 :能登半島地震・津波被災地復興応援たこ揚げ(田老第一小学校6年生)
3月1日(土)~11日(火)たろう道の駅情報館にて田老地区の津波・復興まちづくりの写真等を展示しております。たくさんのご参加をお待ちしております。
●ご協力のお願い
3月9日(日)日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産2023」に「巨大防浪堤を未来へー岩手県宮古市田老の津波防災活動ー」が登録された一環として防浪堤津波遺構整備(草刈等)を計画しています。夏場の雑草に覆われ見えなくなる津波遺構を気持ちよく視て防災に繋げて頂くために皆様の協力をお願い致します。
●主催・お問合せ:特定非営利活動法人津波太郎 電話090-7002-0915 fax0193-87-2354
●共 催:岩手県立大学防災復興支援センター
●後援・協力:田老第一小学校、田老第一中学校

【陸前高田市】
みんなの想いが集う日「3.11から未来へ」開催(3/8~11)
高田松原津波復興祈念公園では、国営追悼・祈念施設を特別に夜間開園し、園内をライトアップする初めての催し「3.11から未来へ~みんなの想いが集う日~」を開催します。
昨年度、震災犠牲者への追悼、災禍の風化防止の願いを込め、防潮堤に希望の花「スイセン」の光の地上絵を描きました。
今回は、会場を国営追悼・祈念施設に移し、市民や大学生と協力のもと、あらゆる人の想いを受け入れることができる場の創出を目指しています。つながった想いが灯す光をご覧ください。

●開催期間:2025年3月8日(土)~11日(火)
※天候等により実施内容や期間が変更となることがあります。
●点灯時間:17:30~20:00
●開催場所:高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設
●主催等
共催:高田松原津波復興祈念公園マネジメント共同体(一般財団法人 公園財団、特定非営利活動法人 緑の相談室)、岩手大学三陸委員会ここより、早稲田大学陸前高田プロジェクト
後援:国土交通省東北地方整備局東北国営公園事務所、岩手県、陸前高田市(予定)
協力:特定非営利活動法人ツムグ、ふるさとこころの復興応援隊
●お問合せ:岩手県立高田松原津波復興祈念公園管理事務所 TEL:0192-22-8560
詳細はこちらから→https://iwate-fukkokinen-park.jp/information/1777?fbclid=IwY2xjawIWwWdleHRuA2FlbQIxMAABHRzcXQH49jZN6d5Hj34S_qehbCXRXFs467SbhXPsf4DTOZPmTcLcUv0kdg_aem_-SOOeDfZRZIF0hYRFWUxMQ

つむぐイルミネーション2025
陸前高田への思い等、様々な思いを集めてつむぎ、光とともに灯します。

●開催日時:2025年3月8日・9日・11日 日没~20時
●会場:川原川公園
●内容
・3月8日(土)
 17:30 シンガー(雪音)ギター弾き語り(SAZUNE)
 18:30 ギター弾き語り(ささきけんじ)
 19:00 ゴスペル献歌(金井恵莉花&ゴスペル・スパークル)
・3月9日(日)
 18:30 ゴスペル献歌(金井恵莉花&ゴスペル・スパークル)
・3月11日(火)
 18:30 ゴスペル献歌 金井恵莉花
●主催:つむぐ実行委員会
●共催:特定非営利活動法人ツムグ
●後援:陸前高田市 陸前高田市教育委員会 陸前高田市商工会館
●お問合せ:事務局 覚張 TEL:090-2981-4933
詳細はこちらから→https://www.facebook.com/takata.hikari.project/?locale=ja_JP

【山田町】 
3.11 リタニティ復興マルシェ 

●日時:3月11日(火)14:00~16:30
●会場:リタニティハウス(山田町中央町10-2)
●内容:
阪神淡路大震災・東日本大震災から令和6年能登半島地震へ(各地産品のチャリティマルシェ)、お茶会、他
●主催・お問合せ:一般社団法人BlessU 代表理事 中居知子 TEL 0193-65-8286

【大船渡市】 
未来を灯そう~越喜来2025~(東日本大震災周年行事) 
関東や地区出身の学生と、地元高校生らで構成する学生団体Youth for Ofunatoが中心となって企画し、震災犠牲者への鎮魂と、地域への未来へのメッセージ発信を目的とした震災周年行事です。1,000本を超えるペットボトル灯籠の点灯をはじめ、剣舞・獅子踊といった伝統芸能の演舞、フラダンス、ゴスペル、和太鼓など、各種団体の出演があります。若者の力による震災伝承と地域交流の場づくりにご参加ください。

●開催日:2025年3月9日(日)
●開催時間:13:30メインプログラム開始 11:00~17:00開場・灯籠点灯
●開催場所:三陸公民館(大船渡市三陸町越喜来)
●内容:メインプログラム(参加無料)
13:30 あいさつ
13:40 フラダンスmarainoa
14:00 ゴスペルスパークル
14:40 『花は咲く』演奏、黙祷 ほか
14:55 和太鼓 天道虫の会
15:25 金津流浦浜獅子踊
15:45 浦浜念仏剣舞
16:15 閉会
●共催:学生団体Youth for Ofunato、越喜来活性化協議会、いわて連携復興センター
●協力:浦浜念仏剣舞保存会、金津流浦浜獅子踊保存会、フラダンスmararainoa、ゴスペルスパークル、天道虫の会、越喜来小学校、三陸ふるさと振興株式会社
●お問合せ:Youth for Ofunato メール:youth4ofunato@gmail.com
三陸公民館 電話:0192-44-2510
※詳細はこちら→https://youthforofunato311.jimdofree.com/

【久慈市】 
3.11キャンドルナイト~鎮魂と希望の灯り~ 
東日本大震災から14年が経ちました。
今年も追悼と伝承のキャンドルナイトを開催いたします。
震災の教訓を、これからの世代に伝えるために皆様のご参加をお待ちしています。

震災の伝承と防災グッズ紹介
2025年3月11日 16:30から
元木沢公民館(小中学生対象)

3.11キャンドルナイト
2025年3月11日 17:00から
JC公園(久慈市長内町第42地割)

●お問合せ:一般社団法人久慈青年会議所

【県外】 
3.11 秋田交流会 語り継ごう in あきた 私達の未来へ 
特定非営利活動法人あきたパートナーシップよりお知らせです。

●日時:2025年3月11日(火)14:00~16:00
●会場:秋田県ゆとり生活創造センター「遊学舎」会議棟(秋田県上北手荒巻字堺切24-2
●申込期限:2025年3月8日(土)
●お問合せ:特定非営利活動法人あきたパートナーシップ TEL:018-829-2140
※詳細はこちら→https://akitaps.jp/archives/1908


一般社団法人BlessU様の活動のご案内です。



一般社団法人BlessUをご紹介します。
岩手県山田町を拠点に、「シングルマザーが自分の可能性を信じ、次のステージへ向かって挑戦できる社会の創造」をビジョンに掲げ、「ひとり親家庭生活支援」「災害被災者支援」に取り組んでいる団体です。

BlessUさんは、「生活困窮」と「社会的孤立」という同じ課題を抱えるシングルマザーと高齢者が交わり、助け合う『家族』のような存在をつくれる場所として、多世代・多機能型の地域活性化拠点「リタニティハウス」を建設しています。(2月20日にお披露目会が行われました。)
シングルマザーと高齢者、それぞれの経験や得意なことを活かし合い、世代を超えて支え合うことで、地域の課題解決と活性化を目指します。

現在、リタニティハウスの施設運営にかかる準備費や支援プログラムの開発費等に活用ためのクラウドファンディングにチャレンジされています。(4月15日23時59分まで)
◆クラウドファンディング掲載ページはこちら↓↓
https://congrant.com/project/blessu/15092?spt_route=sETdeJDWnbpYVBVR

2月20日には、クラウドファンディング開始に先立ち記者会見が開かれました。
【記者会見の様子】


この記者会見には、山田町に本社を構える、株式会社びはんの椎屋百代営業統括マネージャーと、BlessU中居代表理事の想いや活動に賛同している、リタワークス株式会社の佐藤正隆取締役にもご参加いただき、BlessUさんのチャレンジへ温かいメッセージをいただきました。

※いわて連携復興センターでは、記者会見実施に向けたサポートをさせていただいております。


山田町での新たなチャレンジ!ぜひご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
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一般社団法人BlessUホームページ:
https://mothers-blessu.org/
多機能・多世代型の地域活性化拠点事業ホームページ:
https://janpia.mothers-blessu.org/index.html
クラウドファンディング掲載ページ:
https://congrant.com/project/blessu/15092?spt_route=sETdeJDWnbpYVBVR
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いわて連携復興センターも会員団体となっておりますいわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)からの
ご案内です。

2月26日に発生した大船渡市林野火災におかれましては、全国から多くのご支援賜り誠に感謝申し上げます。連日の報道等でもご覧になった方も多いかと思いますが、現在も懸命な消火活動が続けられており、今なお被災状況の全容が把握しきれない状況です。現地では3月5日(水)・6日(木)に雨が降る予報で、この日を目途に火災鎮圧の目途が立つかどうか瀬戸際の状況となっております。

避難所については、延焼による避難区域の拡大に伴い避難所が再編成されるなど、火が落ち着くまで被災地の状況はかなり流動的な状況となっています。避難された方々は自分の家がどうなったか、確認したくてもまだ近づけないもどかしさを抱えている方々も大勢いらっしゃいます。また、林野火災が延焼を続けているため、多くの大船渡市民の皆様が不安でいらっしゃいます(消火関係者の皆様、本当にありがとうございます)。
大船渡市社協さんが運営する、災害ボランティアセンターについては、3月1日付で設置されましたが、現時点ではニーズ把握・市内のボランティア希望者の登録がメインとなっております。
今は被災者の方との連絡などに注力されておられますので、支援についてのお問い合わせは今しばらくお控え下さいませ。

大船渡市では、災害発生時の対応に関する協定に基づき、大船渡市社会福祉協議会、大船渡青年会議所、NPO法人おおふなと市民活動センター(CAVO)の3者で開催する「大船渡3者ミーティング」を2月27日から開催しておりまして、避難所や被災地域の情報収集・支援調整を行っております。
※現在は様々な個人情報など取り扱っている状況もあり、現時点では3者による「クローズ開催」となっています。

*大船渡市の状況は大船渡市市民活動支援センターのSNSでも情報発信されておりますのでよろしくお願いします。
https://www.facebook.com/ofntshimin

そこで収集した情報などの現地状況を、支援を検討されている全国の支援者の皆さま向けにお伝えする現地説明会を3月7日(金)にオンラインにて開催します。

支援活動等でお忙しい中とは存じますが、是非ご参加の程お願いいたします。
―――
【開催日時】令和7年3月7日(金)15:00~16:30
【開催方法】オンライン開催
※URLについてはお申込み頂いた皆様へ当日13時頃にお送りします。

【登 壇 者】NPO法人おおふなと市民活動センター
      社会福祉法人大船渡市社会福祉協議会
      一般社団法人大船渡青年会議所
      東北食べる通信 編集長 阿部 正幸 氏
      一般社団法人大船渡地域戦略 理事長 志田 繕隆 氏
      認定NPO法人おはなしころりん 理事長 江刺 由紀子 氏
      NPO法人SET 理事長 三井 俊介 氏
      一般社団法人OPEN JAPAN 副代表 肥田 浩 氏
      いわてNPO災害支援ネットワーク 代表理事 葛巻 徹
                      理事 阿部 知幸

【参加対象】現地で支援活動に取組むもしくは今後支援活動を検討しているNPO、行政、社協など
【共  催】NPO法人おおふなと市民活動センター
      いわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)
      大船渡市社協さんや、大船渡JCさんの参加も調整中です。

【協  力】NPO法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
【アジェンダ】①大船渡の状況についての報告
       ②大船渡での活動について など

【参加方法】参加を希望される方は、参加フォーム(Googleフォーム)にご記入お願いします。
      参加フォーム:https://forms.gle/EiTWRhyUQnhv7Yay6
      ※登録期限:3月7日(金)12:00までに登録お願いします。

【お問合せ】いわてNPO災害支援ネットワーク(担当:瀬川)
      Mail:segawa@ifc.jp / Tel:080-5736-0433
―――

前述にある通り、現在もまだ火災が収まっておらず、現地は流動的な状況でございます。何卒、緊急以外の直接のお問い合わせはお控え下さい。

以下、地元自治体・支援団体による義援金、支援金募集も行っておりますので、県外から支援を検討されている皆さまにおかれましては、火災鎮圧に目途がつくまで寄付によるご支援もご検討いただけますと幸いです。

◆【義援金募集】大船渡市役所 災害義援金
https://www.city.ofunato.iwate.jp/soshiki/kaikei/5598.html

◆【支援金募集】一般社団法人大船渡地域戦略
https://www.ofunato-ss.com/news/detail/20250227-fire

◆【支援金募集】認定NPO法人おはなしころりん
https://www.facebook.com/share/p/1C8yJxqvZr/?mibextid=wwXIfr

◆【支援金募集】一般社団法人大船渡青年会議所
https://www.facebook.com/share/15esD6RzvQ/?mibextid=wwXIfr

◆キャッセン大船渡ECサイトにて「大船渡山林火災緊急支援特設ページ」を立ち上げ、上記3つの支援金への寄付をクレジット決済で受け付けています。
https://kyassencaravan.com/item-list?campaignId=10271

◆いわて連携復興センターでは、地域創造基金さなぶりと連携し、次のフェーズに被災地で岩手のNPOの活動を応援する基金を立ち上げました。
https://www.sanaburifund.org/shien/donation/25wildfire.html

また、今後大船渡で活動を検討されている市外・県外の団体の皆様は「活動団体登録フォーム」にご登録ください。ニーズがありましたらこちらからお声がけさせていただきます。
▼活動団体登録フォーム
https://forms.gle/pBnyfe1vJMLYvWsTA
*こちらの登録をしないと現地で活動できないという事ではございません。皆様のおつながりの中で必要があれば是非ご支援お願い致します。被災してしまった皆様へ支援がしっかり届く事だけを目的にしておりますので、よろしくお願いします。

皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。



この度の大船渡市を中心とする山林火災の被害を受けられた皆さまに、
心よりお見舞い申し上げます。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、
ご遺族に心からお悔やみを申し上げます。
また、並びに消火・復旧活動に関わっている皆様にも敬意を表します。
 
2025年2月26日に発生した岩手県大船渡市を中心とする山林火災は、
現在も延焼が続いており、被害は広範囲に及んでいます。多くの住民が避難を余儀なくされ、
今後の生活再建に向けた大きな課題に直面しています。
 
この未曾有の災害を受け、いわて連携復興センターでは、
公益財団法人地域創造基金さなぶりと連携し、地域の復旧・復興を支えるNPOや地域団体の
活動を支援する「岩手・大船渡林野火災_現地活動応援基金を立ち上げることとしました。
 
東日本大震災の発災後、岩手県内の被災地は全国からの温かい支援に支えられ、
復興の歩みを進めてきました。しかし、その経験を通じて「支援に頼るだけではなく、
地域にノウハウを残し、地元の力で復興を進めることの重要性」を痛感したと言います。
今回の火災においても、被災地域の方々は「自分たちの手で地域を立て直したい」という
強い思いをお持ちだと聴いています。
 
今回の山火事で被災された方々は、仮設住宅やみなし仮設での生活を余儀なくされる可能性が高く、
地域のつながりを維持しながら再建を進めるのか、新たな生活の場を求めるのか、
厳しい選択を迫られる状況にあります。
こうした現地の声に寄り添い、支援を必要とする団体が継続的に活動できるよう、
この基金を通じた支援を行っていきます。
 
私たちは、東日本大震災の経験を活かしながら、被災地の皆さまが主体となって
復興を進めるためのサポートを続けてまいります。
どうか、皆さまのご寄付とご協力をよろしくお願いいたします。
 
◆公益財団法人地域創造基金さなぶり

2月26日に発生いたしました大船渡市の山林火災において、
被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、
被災された皆様の一日も早い復旧と復興を祈念いたします。

いわて連携復興センターでは、弊法人も参画しているいわてNPO災害支援ネットワーク(INDS)として、
大船渡市外の関係機関・団体の皆様と連絡を取りながら状況把握に動いております。
併せて、状況に応じてすぐに動き出せるよう準備してまいります。

延焼が続いている状況ではありますが、
これ以上被害が広がらないよう一日も早い鎮火を願いながら、
有事の際に動ける体制を構築していきたいと思います。


いわて連携復興センター(NPO活動交流センター自主事業)が主催するセミナーのご案内です。

岩手における寄付推進の仕組みを考える~休眠預金事業、コミュニティ財団の仕組みから~

地域の課題解決に向けて活動している非営利組織の財源獲得の中に「寄付」の獲得があります。寄付獲得のためには、寄付を受ける団体の組織基盤強化や、情報発信、地域(市民、行政、企業等)の理解が必要です。
そうした「寄付」を推進していくための仕組みとして、休眠預金事業の活用や、コミュニティ財団などがあります。岩手においてもこうした仕組みづくりや活用を行うことで、段階的に寄付をきちんと集める団体や、応援しやすい環境をつくっていくことができると考えます。
まずは、開始から5年以上が経過している休眠預金等活用制度について、主管である内閣府、指定活用団体、さらには、資金分配団体(県外)、実行団体(県内)各1団体から活用事例をお伺いし、岩手での活用を皆さんと学びあいます。

◆開催日時:2025年3月4日(火)14:00~16:30 

◆開催場所:岩手県公会堂21号室

◆参加対象者:自治体、金融機関、NPO等の岩手県内でのソーシャル活動資金に興味のある方

◆プログラム:
 ・休眠預金等活用制度の解説 内閣府休眠預金等活用担当室 石井宏樹 氏
 ・休眠預金等活用制度の可能性 (一財)日本民間公益活動連携機構(JANPIA)内田淳 氏、福田文 氏
 ・資金分配団体の役割と地域への影響について (公財)長野県みらい基金理事長 高橋潤 氏
 ・岩手における休眠預金事業の活用について (一社)BlessU代表 中居知子 氏
 ・感想のシェアと、岩手における可能性についてのグループワーク

◆講師団体紹介
◇内閣府休眠預金等活用担当室
内閣府は、休眠預金等活用法に基づき、以下の業務を行っている。
・休眠預金等を活用した事業の実施主体・監督責任者である「指定活用団体」の指定
・本制度の基本的な方向を示す「基本方針」や、各年度の助成総額等を定める「基本計画」の策定
・指定活用団体が策定する各年度の「事業計画」の認可等を通じた、指定活用団体の監督

◇一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
休眠預金活用とは、10年以上取引のない休眠預金等を、子どもや若者への支援や生活を営む上で困難を有する者への支援、地域活性化への支援のために活用する制度。JANPIAは、一般社団法人日本経済団体連合会により設立され、2019年1月に休眠預金等活用法に基づく指定活用団体に指定された。2019~2024年度に累計215の資金分配団体・活動支援団体に助成・出資し、助成予定総額は331.7億円に上る。

◇公益財団法人長野県みらい基金
長野県みらい基金は、2012年、県が構築した寄付募集サイト「長野県みらいベース」を運営するために県内の中間支援団体が設立。NPO等が自ら必要な資金を集めるプログラムと、企業や団体が提供する冠プログラムを運営。休眠預金等の多様な資金を県内の公益活動へ提供し、多様なステークホルダーとパートナーシップを構築し地域課題解決に取り組んでいる。

◇一般社団法人BlessU
2023年4月に(公財)共生地域創造財団(宮城県仙台市・理事長 奥田知志)の理念「起業と移譲」のサポートにより設立。
岩手県山田町において、住み続けることが可能となる街づくりを目指して「社会的孤立」と「経済的困窮」の社会課題に対し、多方面からサポートしている。生命をもっとも大切にすることを原点に、ひとり親家庭の就労支援や、高齢者との相互支援を通じて、地域全体の活性化を目指し活動を続けている。

◆開催体制
主催:NPO法人いわて連携復興センター(岩手県NPO活動交流センター自主事業)
協力:認定NPO法人日本NPOセンター
:内閣府休眠預金等活用担当室
:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
 
◆お問い合わせ・お申込み
NPO法人いわて連携復興センター(担当:葛巻、新田)
住所:岩手県北上市大通り一丁目3番1号 おでんせプラザ南館7階
TEL:0197-72-6200  FAX:0197-72-6201  E-mail:info@ifc.jp

※お申込みは、必要事項(参加者名、所属先、電話番号、メールアドレス)を上記FAXやメールでお送りいただくか、以下の申し込みフォームからお願いします。
申込フォーム:https://forms.gle/AazyAeMJejw8uG4UA

※本事業は、武田薬品工業様の協力を得て東日本大震災被災地の市民活動団体ネットワーク強化プログラムとして実施します。


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【チラシ】休眠預金勉強会


いわて連携復興センターが岩手県から受託・運営しております、
いわて若者カフェからセミナーのご案内です。

【概要】
どんな活動をするにおいても、あった方が良いのが「活動資金」。活動資金を得るために助成金・補助金を申請しようと思っても、“申請書ってどうやって書けばいいの?”、“自分の申請書には何が足りない?”、“どうしたら採択される?”そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
当イベントでは、申請書の書き方や、自分達の活動の魅力を伝えるコツについて学びます。

■日 時:2025年2月22日(土)14:00~16:00
■会 場:盛岡という星で BASE STATION
(盛岡市菜園1丁目8-15パルクアベニュー・カワトクcube-Ⅱ B1) ※オンライン参加可
■対 象:以下のいずれかに該当する方
➀岩手県内の若者(15歳~39歳)
②若者の主体的な活動に関心のある方(年齢制限なし)
■定 員:先着30名
【こんな人にオススメ】
☑活動資金にお困りの方
☑助成金申請が苦手…な方
☑自身の活動の魅力を言語化したい方
■参加費:無料
【タイムスケジュール】
13:30~ 開場・受付開始
14:00~ 開会・オリエンテーション受付
14:05~ Act.1 ゲストトークカフェマスターからの講話
…「地域の相棒」を合言葉に、様々な地域の困りごとの解決に向けた事業立ち上げサポートをしている「トナリノ」の山本さんから、トナリノの活動事例や助成金・補助金申請の書き方のコツについてお話いただきます。
14:30~ Act.2 魅力が伝わる申請書を書いてみよう!
…岩手の若者が活用できる「いわて若者アイディア実現補助」を題材に、実際に申請書作成を体験します。講師からのアドバイス・参加者同士でフィードバックすることで、自分たちの活動の魅力を伝えるヒントを見つけます。
[持ち物]お手持ちのパソコン(貸出可/先着10名)
[活用ツール]Google Workspace(ドキュメント等)15:50~ クロージング・事務連絡
~16:00 閉会
■講 師:
山本 健太 氏(一般社団法人トナリノ/いわて若者カフェカフェマスター)
…福岡県出身。東日本大震災の災害ボランティアを通じて陸前高田市と出会い、2012年4月に移住。地元NPOのスタッフとして、仮設商店街の事務局や市民活動の中間支援を担当した後、2017年1月よりトナリノにて若者が生きる力を身につけるための伴走者として、企画立案や調達等の補助を行う。2023年4月よりデジタル庁非常勤専門職として兼業で従事。
■申込み:
申込みフォーム(https://forms.gle/pFSTFfTt9yXxvv2P6)からお申し込みください。
■主 催:岩手県(いわて若者カフェ)
■お問合せ:
いわて若者カフェ 事務局(担当:川原)
岩手県盛岡市内丸11-2岩手県公会堂地下
TEL:080-5743-2934 Mail:iwate.wakamonocafe@gmail.com


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いわて連携復興センターが岩手県から受託・運営しております、
いわて若者カフェからセミナーのご案内です。

【概要】
2024年11月に開催された「いわてネクストジェネレーションフォーラム2024(岩手県主催)」では、「若者に選ばれる地域に必要なこと」として、「若者の幸福度の見える化」が提言されました。岩手県が「若者に選ばれる地域」になるため、若者が岩手で生き生きと暮らし、若者が幸せを感じられる取組みを、地域全体で考えていく必要があります。
そこで本セミナーでは、講師の講演やワークショップを通じて、「若者のウェルビーイング」について理解を深めていきます。

◆日 時:2025年2月20日(木)19:00~21:00
◆会 場:最寄りの会場にお越しください(5会場オンライン同時接続)
【県北会場】NANAMARUNI COFFEE(久慈市二十八日町2丁目21)
【沿岸会場】みやっこハウス(宮古市末広町8-24)
コワーキングスペース・ヤドカリ(陸前高田市高田町大隅93-1)
【県南会場】シェアオフィス・ハルノバ(一関市大町4-11)
【県央会場】いわて若者カフェ(盛岡市内丸11-2岩手県公会堂地下)
◆定 員:各会場10名
◆対 象:以下のいずれかに該当する方
①岩手県内の若者(15歳~39歳)
②行政・企業・教育関係者・NPOの方
③若者のウェルビーイングに関心がある方
◆参加費:無料
◆申込み:申込フォーム(https://forms.gle/RHNucAjEiBNd4JT49)にて2月19日(水)までにお申し込みください。
◆内 容:当日のスケジュールは以下の通りです。
18:45~ 受付開始
19:00~ 開会・趣旨説明
19:10~ Activity➀基調講演

【講師】矢部 寛明 氏(認定NPO法人底上げ理事長/東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科准教授/ウェルビーイング学会員)
…埼玉県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。宮城大学事業構想学研究科事業構想学専攻修了。東日本大震災直後、気仙沼市に移住し活動を開始。NPO法人底上げを創設。「本質的な復興は人材育成にある」という考えの下、探究を軸としたプログラムを高校生に対し実施。現在、東北エリアを中心に地域のウェルビーイングを研究する傍ら、東北に関わる若者の学びとつながりをつくるオンラインプログラム「東北ターンLab」を運営する。
※講師はオンライン登壇となります。

20:00~ Activity②グループワークショップ(全体進行:矢部 寛明氏)
20:50~ クロージング・事務連絡
21:00  閉会

◆主 催:岩手県(いわて若者カフェ)
◆問合せ:いわて若者カフェ事務局(担当:川原)
岩手県盛岡市内丸11-2岩手県公会堂地下
TEL:080-5743-2934 / Mail:iwate.wakamonocafe@gmail.com
HP:https://iwatewakamono.net/


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これまで、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)と共に実施してきたユースサミット・ユースダイアログを通して、「若者から若者への伝える3.11」の取り組みを継続させる必要性を感じ、今年度から「Youth Memory」としていわて連携復興センターが実施しています。第1回目は11月28日に釜石高校で、第2回目は12月18日、1月23日に花巻東高校にて開催しました。

花巻東高校では探究事業の一環として取り組んでいます。
1回目に岩手県宮古市出身、福島県富岡町出身の2名より震災当時の体験、状況やこれまでの変化等についてのお話を伺った後、各グループで東日本大震災を題材にもう少し身近な探究に落とし込んでいくために「3.11と○○」というテーマと仮説を設定し、身近な人へのインタビューや調べ学習を行いました。


2回目では、5つのグループに分かれて、それぞれのグループで設定したテーマに基づいたリサーチ結果ついて発表を行いました。テーマには「ボランティア」「心」「サッカー」などが設定されており、グループごとに異なる視点から掘り下げることができました。

特に「ボランティア」というテーマを選んだグループが複数ありましたが、それぞれ異なる切り口で発表を行いました。あるグループは募金や寄付に着目したり、当時実際に行われていたボランティア活動について調査し、そこから学んだことをもとに「もし災害が起きたときに、自分たちには何ができるのか」という視点で意見をまとめていました。今回は全員がサッカー部というクラスでの開催だったこともあり、サッカーに関連した内容もありました。


今回のユースダイアログでは、多くの生徒が岩手県の内陸や県外出身ということもあり、東日本大震災について「言葉としては知っていたが、実感がなかった」という声が多く聞かれました。しかし、震災を経験した登壇者から直接話を聞き、リサーチやインタビューを通して震災を深く考える機会となりました。


アンケートでは、「今の当たり前が当たりまえではない」「防災意識を持とうと思った」「テレビやニュースの情報は一部で実際の経験した方の話を聞けて考え方が変わった」といった意見が多く寄せられました。
震災を知らない世代が増える中で、経験を伝え、考え、次の世代に生かしていくことの大切さを改めて感じる機会となりました。今後も、若い世代が「自分ごと」として震災や防災について考えられる学びの場づくりを取り組んでいきます。


1月21日(火)勉強会「みんなで学ぼう~担い手確保の手法~」を大船渡市地区公民館にて開催しました。地域のつながりの希薄化や、役員の高齢化等により、町内会など地縁団体の担い手不足が近年深刻化しています。今回は、大船渡町内会・地域公民館役員の皆様を対象に開催し、地域で支援活動に関わる団体の方々など21名が参加しました。

講師の船戸さんからは、役員の輪番制を取り入れる上でのメリットやデメリット、他地域で取組んでいる事例、などをご紹介いただきました。

自治会に参加していない方への効果的なアプローチの仕方としては、地域コミュニティの活動を“食べたことのない料理”と例え、食べてみないとおいしさ(自治会の良さ)が分からない。ひとくちでも食べてもらうにはどうしたら良いか?ひとくちだけ食べてもらう(仕事を細分化する)ひとくち食べたらすぐ帰ってもいい(限定した仕事)食べてもらう機会を増やす(機会は多く)と自治会参加のハードルを下げるための工夫を分かりやすく説明いただきました。

参加された方からの満足度も高く、「小さく・短く・機会は多くのスタンスで事業をやっていこうと思った」「一口料理を食べてもらう例は試してみたいと思った」「船戸さんの例えがとても分かりやすく、事例も大変参考になった。」等の感想が寄せられました。

※「令和6年度被災者支援コーディネート事業」の取り組みの中でいわて連携復興センターとおおふなと市民活動センターが主催し、大船渡地区自治協議会が共催して開催しました。


2025年1月15日(水)東京都のミーティングスペースAP秋葉原B+Cルームにて、岩手県主催・いわて連携復興センター企画運営で「岩手NPO×県外企業交流会」を開催しました。岩手県内で東日本大震災からの復興・被災者支援に取り組むNPOと、県外企業との連携・協力関係を築くきっかけを目指し、岩手から15のNPO団体と、県外の19企業・団体に参加頂きました。


第一部の基調講演では、大船渡市で活動する認定NPO法人おはなしころりん、盛岡市、沿岸地域で活動する認定NPO法人インクルいわて、宮古市で活動する一般社団法人浄土日和が登壇し、震災からの地域の変化やこれまでの企業との連携等について講演いただきました。


第二部では自由交流会を実施し、1時間という限られた中で、団体同士の交流も含め、岩手のNPOが県外企業・団体・NPOとの交流を深められました。


※この事業は岩手県の「令和6年度NPO等による復興支援事業」を当法人が受託し、事業運営を行いました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。