■ 企画趣旨
東北地方沿岸部では、震災後、避難生活の長期化などの影響から、要介護高齢者の急増と重度化が進み、要介護認定を受ける人の増加率が全国平均を上回る状況が続いています。
理学療法士の橋本大吾氏は、震災後に始めた復興支援活動をきっかけに、宮城県石巻市で「一般社団法人りぷらす」を設立。
介護からの「卒業」を掲げ、要介護者の状態改善を目指すデイサービスや、介護離職を防ぎ、仕事と介護の両立を図るための取組、地域の健康コミュニティづくりなどの活動を行っています。
健康コミュニティづくりには、住民がお互いに健康維持を促す活動として、2014年から3,000人を超える方々が参加。地域のサポーターさんだけで体操教室が運営されるに至っています。こうした既存の職種や役割にとらわれない「住民主体の健康づくり」の取組は、これまでの介護やケアのあり方を根底から問い直す新しいモデルの一つとして、全国的に注目を集めています。
補助金を減らしながら介護・リハビリ職の活躍のステージを広げ、健康の課題をコミュニティで解決していく。橋本氏の沿岸部での挑戦から、超高齢化を迎えてもなお、だれもが健康的に暮らし続けることができる地域社会のあり方と、その活動への関わり方、広げ方について考えます。
■ こんな方にオススメ
- 健康に暮らし続けるためのコミュニティづくりに関心のある方
- 高齢化が進む地域でのケアのあり方を考えてみたい方
- 介護やケア、医療のこれからを考えていきたい専門職の方
- 介護やケア領域のイメージアップに関心のある方
- 東北との新しいかかわり方に関心のある方
- その他、本イベントに関心のある方 等
■ 登壇者
◆ 橋本 大吾 ( 一般社団法人りぷらす代表)
理学療法士。東日本大震災後、リハビリ専門職の支援団体を設立し、石巻市の支援活動を開始し、2011年石巻市へ移住。
2013年1月「一般社団法人りぷらす」設立。「家族が、ありたい暮らしを最後まで」をモットーに、子供から高齢者まで、病気や障がいの有無にかかわらず地域で健康的に生活し続ける事ができる社会の創造を目指し、医療や福祉の力を社会に最適化していく活動を続けている。
■ 日時 2019.6.13(木)19:00~21:00
■ 場所 BRIDGE
東京都江東区木場1-1-1 フジクラ東京R&Dセンター7階
【最寄り駅】◆東京メトロ 東西線 木場駅 4b出口 徒歩9分
お申し込み・詳細
下記URLよりお申し込みください。
http://bit.ly/2QKCRBS
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