HOME > 助成金・支援制度 > 公益財団法人トヨタ財団「2022年度国内助成プログラム」

助成金・支援制度

名称
2022年度国内助成プログラム
内容
国内助成プログラムでは『新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進』というテーマを2021年度に設定しました。2年目となる2022年度助成では、本テーマの深化に向けて、「新常態」と市民・住民一人ひとりが柔軟に向き合い、乗り越えていく力と術を身に付けていくことに焦点をあて、下記「<助成の枠組み>」に記載の2つのカテゴリーでの助成を実施します。
 
市民・住民一人ひとりが暮らしや社会を支える自律的な担い手となっていくために、特定の誰かによって開発・提供されるサービスを利用・受益するだけの関係性や構造に留まるのではなく、自治体や教育機関、企業や民間事業者、地縁組織やNPOなど多様なアクターと協力し、自由な発想に基づき未来志向を持って自分たちの手で地域や社会の新たな姿を創り出していく取り組みを応援します。
 
<助成の枠組み>
助成対象:
1)日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成
日本全体で自治型社会が推進されていくことを目的とし、各地域における自治の基盤づくりの動きを支え促進すると共に、社会全体に波及する仕組みや制度づくり、その担い手となる人材の育成に取り組むプロジェクト
【プロジェクト要件】
①(目的に対し)分野/領域横断的で、職種や属性、物理的距離などの境界を超えた連携・協力体制による取り組み
②既存の仕組みや従来からの手法を疑う・問う視座に基づく調査や実践を通じて、日本全体への普及や波及などを見据えていること
③上記①、②に取り組む上で、ビッグデータやクラウドなどの新たなデジタル技術を活用した検証・分析・提唱・実装などのプロセスが組み込まれていること
 
※説明会に参加し詳細の情報を確認した上で、応募企画の概要をまとめた資料を用いた個別の事前相談を経てご応募ください。
(事前相談が未実施の場合は選考の対象外となる場合があります)
 
2)地域における自治を推進するための基盤づくり
一人ひとりの「暮らし」を起点に、地域資源や人と人の関係性を見つめ直し、多様な関係者との対話を重ねながら地域内の主体性や参加の仕組みが育っていく基盤づくりに取り組むプロジェクト
【プロジェクト要件】
①(目的に対し)分野/領域横断的で、職種や属性、物理的距離などの境界を超えた連携・協力体制による取り組み
②対象地域での実践を通じて、他地域への普及や応用が可能な人々の価値観の変容を促す「知」の検証・分析の視点が含まれていること
③上記①、②に取り組む上で、プロジェクト関係者の参加や情報基盤の整備といった点でデジタル技術やICTが活用されていること(例:データベース化やクラウド化、オンライン会議やSNSの利用、等)
 
※説明会への参加や事前相談は必須ではありませんが、趣旨や要件などとの合致についてプロジェクト関係者間での事前確認を十分に行った上でご応募ください。
 
助成の対象となる団体:
 プロジェクトの実現性や実効性の観点から以下1~3を満たす団体
1.既存の団体による単独の取り組みではなく、プロジェクトの目的・目標の実現に向けて必要な人材や組織が協力した「プロジェクトチーム」での応募であること
2.企画や調査フェーズにおける取り組みの一定の実績(対象分野/地域の実態把握、事業戦略の仮説検証など)を有すること
3.運営の中心を担う団体の組織体制や財政規模、事業実績などが確認できること(当該団体の法人格の有無や種類は問わない)
※運営の中心を担う団体および今回のプロジェクトの実施体制が、「目的や活動内容が特定の政治・宗教などに偏っていないこと」および「反社会的勢力とは一切関わりがないこと」をご確認ください。
(ただし、法制度の実現などに向けたロビーイングなど政治的な活動を除外するものではありません。)
 
公募説明会:詳細情報は随時更新される予定です
1)日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成
(トヨタ財団による主催)
【説明会の構成】
(1)事務局によるプログラム説明
(2)講師によるプログラム解説
(3)質疑応答
【重要】
本枠組みでは、公募説明会への参加+事務局との事前相談を経て応募いただくプロセスとしています。
 
2)地域における自治を推進するための基盤づくり
[東京ボランティア・市民活動センター、(社福)大阪ボランティア協会、中国5県中間支援組織連絡協議会との共催]
・各回ごとに説明会の構成が異なります。
・申込や説明会の詳細については、各回で共催いただく組織宛にお問い合わせをお願い致します。
説明会では質疑応答も行いますが、事前に助成応募案内FAQもご確認ください。
助成金額
1)日本における自治型社会の一層の推進に寄与するシステムの創出と人材の育成
1,000~2,000万円/件
(助成総額:約 7,000万円 ※助成件数は 3~5 件程度を予定)
 
2)地域における自治を推進するための基盤づくり上限600万円/件
(約4,000万円 ※助成件数は7~10件程度を予定)
申込期限
2022年6月6日(月)※15:00
お問合せ
公益財団法人トヨタ財団 国内助成プログラム(担当:武藤、鷲澤、佐藤、石井)
URL https://www.toyotafound.or.jp/research/2022/