2月12日(月・祝)、陸前高田グローバルキャンパスにて開催された「みんなの学校~2018冬~」に参加してきました。これは、NPO法人陸前高田まちづくり協働センターさんの主催で行われたもので、延べ30名程の方が参加されていました。
みんなの学校は、「市民がつくるみんなの学校」をコンセプトに、市民が先生としても生徒としても参加できるまちづくり活動の学び舎として開催する企画です。また、ただ学ぶだけではなく、価値観を共にする仲間との出会いや、まちづくりへの参加機会の創出も目指しているとのことです。
今回は「まちづくりの担い手を知る」がテーマで、市内NPOの5団体が講師となり講座が開かれました。
既に活動をはじめている先輩たちを先生に迎え、地域の課題や日ごろ自分たちが取り組んでいる活動のことなどを教えてもらう場となりました。
それぞれのプログラムは2つの教室に分かれ、以下の時間割で進められました。
教室①
1時限目:「いまさら聞けない!?自分の住んでいるまちのこと」講師:山本健太さん(一般社団法人SAVE TAKATA)
2時限目:「桜ライン311の活動と認定NPO法人化のノウハウ」講師:岡本翔馬さん(認定NPO法人桜ライン311)
3時限目:「スポーツを通して地域を元気にする!」講師:吉田由香さん/戸羽理智さん(NPO法人総合型りくぜんたかた)
教室②
1時限・2時限目:「東日本大震災から学ぶ、避難所の重要性と災害について!」講師:釘子明さん(陸前高田被災地震災語り部くぎこ屋)
3時限目:「いつまでも健康であり続けるために」講師:鵜浦章さん(NPO法人りくカフェ)
参加者からは「講座を担当したNPOの活動に、今後も参加してみたいと思った」、「震災当時は聞けなかった事を知ることができた」との声があったそうです。
知っているようで実は知らない自分たちの地域のことを、改めて学べる機会があることはとても有意義であり、「学び」が地域で循環する仕組みがあることは地域にとっても価値のあることだと思いました。
今回の「みんなの学校~2018冬~」をきっかけに、陸前高田のまちづくりにより多くの市民が参加出来る事を期待しています。また、いわて連携復興センターとしてもそのサポートが出来ればと思っています。
※写真は、陸前高田まちづくり協働センターさんから頂きました。