10月21、22日に宮古市内の仮設団地にて、サインアートプロジェクト
「くらしのある家・仮設アートプロジェクトwithザリガニワークス」が開催されました。
主催のくらしのある家プロジェクトとは、被災3県での仮設住宅団地で「くらし」を
アートの力で支援している団体です。仮設住宅は同じ建物が多数並び、サイン(目印)となる存在がなく、
各棟が数字によって管理されていることによって不安感を与えている現状があります。
地域の色合いや思い出をモチーフに、アートデザインによって目印となるサインや看板を
地域の方々と一緒に作ることによって、人の温もりやあたたかさといった生活感のある住環境をつくる為に、
今回のイベントを開催されました。
岩手県内でこのプロジェクト展開するにあたり、現地視察や地元団体をご紹介等、当方もご協力させて
頂いておりました。
イベント当日は、アーティストのザリガニワークスさんをお呼びし、宮古市を拠点に仮設住宅支援活動を行っているEARTH MIYAKOさんのご協力のもと、宮古市和見町仮設団地&西町第2仮設団地にて、団地に住んでいる子ども達等、約20人が参加しパネルに思い思いの絵や言葉を描いていました。
描いたパネルを組み合わせ、仮設住宅の壁に取り付けると「巨大壁画ロボ」が完成し、世界に一つだけの仮設団地の目印が出来上がりました。
お近くをお通りの際は、ぜひご覧ください。