HOME > コミュニティ関係 > 第7回 大規模災害公営住宅 自治会交流会(開催報告)

コミュニティ関係

2月11日(火・祝)、宮城県多賀城市の災害公営住宅、市営鶴ケ谷アパート集会所を会場に「第7回 大規模災害公営住宅 自治会交流会」を開催しました。平成29年度に岩手県内の大規模災害公営住宅(整備戸数100戸以上)を対象に第1回を開催し、平成30年度よりいわて連携復興センターとみやぎ連携復興センター等の共催で実施してきたこの交流会も第7回目となりました。

令和6年度に引き続き、岩手・宮城・福島3県から参加があり、14自治会(自治組織)27名、行政・支援者14名、報道5名、運営10名の合計56名が集まり活気溢れる会となりました。岩手県からの参加自治会は、以下の5つです。
・県営南青山アパート会(盛岡市:県営:4棟99戸整備)
・山田中央団地自治会(山田町:町営:3棟146戸整備)
・県営みどり町アパート自治会(大船渡市:県営:3棟147戸整備)
・県営栃ヶ沢アパート自治会(陸前高田市:県営:2棟301戸整備)
・下和野団地自治会(陸前高田市:市営:2棟120戸整備)

今回のテーマは「防災は、コミュニティだ!」です。各自治会から様々な取組や課題について情報交換し、その上で防災活動につながる普段の自治会活動について意見交換しました。「防災」と「コミュニティ」は自治会やコミュニティに無くてならないテーマでありながら、一見防災に関係ない普段の話や関心を防災の視点につなげていくことは難しい部分もありました。それでも、「防災」と「コミュニティ」の2つが両輪として相互につながり重なり合い、自治会活動やコミュニティ形成の今後のポイントとなることについて、自治会と支援者が同じ認識を持つことができたと感じています。


開催後、グループ内で共有された他県の取組が刺激となり、すぐに参考にしたという自治会もあり、今後の各地域での展開や取組が期待されます。

※いわて連携復興センターでは、復興庁から採択を受けた「令和6年度被災者支援コーディネート事業」の取組の中で、みやぎ連携復興センターと共催してこの自治会交流会を開催しました。