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活動の記録

 23年11月16日(木)

釜石・平田ママハウスさんを訪問しました。

先日もお話した通り、連携促進の為、訪問活動を強化しております。

ママハウスさんは、平田第6仮設団地の中にあり、入り口には手作りの看板が掲げられておりました。

室内におじゃますると、壁にはスタッフの手作りという、パッチワークのようなハートがいっぱいの可愛らしいPOPが飾られておりました。

他にも、室内には手作りの装飾品などでかわいらしく飾られておりました。
これは、仮設住宅で生活されている方が、また仮設住宅に出向く事への心理的ストレスを考慮し、
来所時は少しでも仮設生活から離れ、ゆったりとした気持ちでいてほしいという
スタッフの方々の配慮なんだそうです。

今回は、事務局長の若菜さんにお話しを伺う事ができました。                      
設置趣旨としては、「母と子の笑顔を広げる為に、行政・NPO・企業と協働しながら、
母と子の心身のケアをお手伝いします」とのことでした。

子供と同じスペースにいて子供を見ながら,ママ達が技能を取得する為の講座や
研修を受ける機会の提供や、ママハウスに気軽に立ち寄って、なんでも話せる癒しの空間として、
子供の遊び場を提供。そして、ママハウスを拠点に、専門家が母子に寄り添って
相談と訪問活動を実施するとのことでした。

定期的に助産師兼看護士や臨床心理士等が来る日もあり、普段聞けないことも、聞ける!
と好評なんだそうです。
いろんなSOSを抱えながら、「助けて!」と言えず、家庭にこもってしまうママさんは
沢山いると思います。また、乳幼児と保護者が気軽に集い、学び支えあう場として
ママハウスさんは活動していくそうです。

子ども連れのママさんはもちろんですが、妊娠されている方、今後子供を持ちたいという
内陸地域への避難者の皆さん、沿岸の方、是非宜しくお願いします。