みちのくワークショップフォーラムに参加してきました。
活動の記録 - 2012年02月26日
2012年2月25日(土)10:00~18:00
主催:一関市・いちのせき市民活動センター
会場:一関文化センター
〒021-0884 一関市大手町2-16 TEL&FAX 0191-21-2148
当日は70名近くの方々が参加し、ワークショップのスキルや、
いつもと違った分野のワークショップに触れる機会となりました。
【全体のスケジュール】
10:00~10:15 開会行事
10:20~12:20 個別ワーク❶
① 教育・心理系ワーク みんなで創ろう「まなびの協同体」
特定非営利活動法人 ペアレント・プロジェクト・ジャパン 玉山幸芳氏、熱海アイ子氏
② ファシリテーション系ワーク 新しい板書のカタチ!ファシリテーション・グラフィック講習
特定非営利活動法人 あきたNPOコアセンター 吉田 理紗氏
③ まちづくり系ワーク 特産品開発ワークショップ
特定非営利活動法人 NPO-NETサポート 菊池広人氏
13:00~14:00 全体ワーク
・笑ってスッキリ健康講座 オリジナルスマイル研究所 小山田聖子氏
14:15~16:45 個別ワーク❷
① 教育・心理系ワーク 3.11から1年~会話から対話へのエンカウンター
ジン・リキファシリテーション 後藤真氏
② ファシリテーション系ワーク ファシリテーションの5W1H
特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会 徳田太郎氏
③ まちづくり系ワーク まちづくり系ワークショップ演習
株式会社カントリー・ラボ 宮崎道名氏
17:00~18:00 クロージングワーク
全体ワーク 特定非営利活動法人 風・波デザイン 丸山佑介氏
午前中の個別ワークの中で、
講師の吉田さんからは、「新しい板書のカタチ!」と題し、ファシリテーション・グラフィックを学びました。
「ファシリテーション・グラフィック」の利点
話し合いの内容について共通認識を持てる。
発言を安定させ安心感を与える。
話し合いの発送を刺激する。
発言を発言者から切り離し、客観的にみられる。
共通の記録・記憶として残る。
人間は五感で全てを感じ取り、そして思考の末に判断をし、行動をしているのですが、
ある調査によれば、聴覚からの情報が7%に対し、視覚からの情報は87%という結果が出ています。
視覚は、そちらを向かなければ情報が得られないに対し、『聴覚』や『嗅覚』などは
意識しなくても感じたりするので、視覚よりも優れている部分はあります。
しかし、やはり視覚の情報の量とは雲泥の差があります。
ファシリテーション・グラフィックは、話し合いの内容を絵や図を取り入れながら、即興で記録していくことで、
視覚からの情報を収集することで会議全体の流れを良くすると共に、簡易的な議事録としても残すこともできます。
実際、いきなり即興で板書に記録するという事はとても難しく、日ごろからの実践も必要だと痛感しました。
昼食後の全体ワークでは、講師の小山田さんより笑いヨガを学びました。
笑いヨガとは、「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた運動方法で、理由もなくただ意識的に笑う事で、
多くの酸素を自然に体に取り入れることができ、心身共にすっきりし元気になることができます。
誰にでもすぐにでき、冗談、ユーモア、コメディーに頼らない「ただ笑うだけ」の画期的なエクササイズなのです。
ワーク内容な単純であり、自己紹介を聞いては笑い…、会話する代わりに笑い…、
相手と目があっただけで笑い…、とにかく参加者全員で沢山笑いました。
最初は、理由もないのに笑う事へ抵抗があり、皆さん控えめに笑っていましたが、
だんだん不思議と、本当に面白くなってきて、本気の笑いになり楽しくワークに参加することが出来ました。
何より笑っていると、気分がよくなり、元気になりますね!
午後の個別ワークの後藤真さんのワークでは、
「会話から対話へのエンカウンター」と題し、後藤さんのワーク独特のゆったりとした
心地よい雰囲気の中で、自分自身を見つめなおすと共に、表面的な『会話』ではなく、
心と心で見て・聞く『対話』ということを学びました。
2人1組のペアになり、相手の肩に触れて呼吸をそろえたり、誰にでも存在するであろう、
自分の中のもう一人の自分に気づき、書いて表現するという事をしました。
改めて自分自身を色、絵、文字で可視化して自分のこころの中を見つめる「ジブン子」探しをしました。
最後に参加者で少人数のグループになり、本日学んだことを早速、ファシリテーション・グラフィックを
使って、模造紙に書きみんなの前で発表しました。
普段触れることができない、ワークに参加でき、とても為になり、とても楽しく学ぶことができました。