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告知

いわて連携復興センター(NPO活動交流センター自主事業)が主催するセミナーのご案内です。

岩手における寄付推進の仕組みを考える~休眠預金事業、コミュニティ財団の仕組みから~

地域の課題解決に向けて活動している非営利組織の財源獲得の中に「寄付」の獲得があります。寄付獲得のためには、寄付を受ける団体の組織基盤強化や、情報発信、地域(市民、行政、企業等)の理解が必要です。
そうした「寄付」を推進していくための仕組みとして、休眠預金事業の活用や、コミュニティ財団などがあります。岩手においてもこうした仕組みづくりや活用を行うことで、段階的に寄付をきちんと集める団体や、応援しやすい環境をつくっていくことができると考えます。
まずは、開始から5年以上が経過している休眠預金等活用制度について、主管である内閣府、指定活用団体、さらには、資金分配団体(県外)、実行団体(県内)各1団体から活用事例をお伺いし、岩手での活用を皆さんと学びあいます。

◆開催日時:2025年3月4日(火)14:00~16:30 

◆開催場所:岩手県公会堂21号室

◆参加対象者:自治体、金融機関、NPO等の岩手県内でのソーシャル活動資金に興味のある方

◆プログラム:
 ・休眠預金等活用制度の解説 内閣府休眠預金等活用担当室 石井宏樹 氏
 ・休眠預金等活用制度の可能性 (一財)日本民間公益活動連携機構(JANPIA)内田淳 氏、福田文 氏
 ・資金分配団体の役割と地域への影響について (公財)長野県みらい基金理事長 高橋潤 氏
 ・岩手における休眠預金事業の活用について (一社)BlessU代表 中居知子 氏
 ・感想のシェアと、岩手における可能性についてのグループワーク

◆講師団体紹介
◇内閣府休眠預金等活用担当室
内閣府は、休眠預金等活用法に基づき、以下の業務を行っている。
・休眠預金等を活用した事業の実施主体・監督責任者である「指定活用団体」の指定
・本制度の基本的な方向を示す「基本方針」や、各年度の助成総額等を定める「基本計画」の策定
・指定活用団体が策定する各年度の「事業計画」の認可等を通じた、指定活用団体の監督

◇一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
休眠預金活用とは、10年以上取引のない休眠預金等を、子どもや若者への支援や生活を営む上で困難を有する者への支援、地域活性化への支援のために活用する制度。JANPIAは、一般社団法人日本経済団体連合会により設立され、2019年1月に休眠預金等活用法に基づく指定活用団体に指定された。2019~2024年度に累計215の資金分配団体・活動支援団体に助成・出資し、助成予定総額は331.7億円に上る。

◇公益財団法人長野県みらい基金
長野県みらい基金は、2012年、県が構築した寄付募集サイト「長野県みらいベース」を運営するために県内の中間支援団体が設立。NPO等が自ら必要な資金を集めるプログラムと、企業や団体が提供する冠プログラムを運営。休眠預金等の多様な資金を県内の公益活動へ提供し、多様なステークホルダーとパートナーシップを構築し地域課題解決に取り組んでいる。

◇一般社団法人BlessU
2023年4月に(公財)共生地域創造財団(宮城県仙台市・理事長 奥田知志)の理念「起業と移譲」のサポートにより設立。
岩手県山田町において、住み続けることが可能となる街づくりを目指して「社会的孤立」と「経済的困窮」の社会課題に対し、多方面からサポートしている。生命をもっとも大切にすることを原点に、ひとり親家庭の就労支援や、高齢者との相互支援を通じて、地域全体の活性化を目指し活動を続けている。

◆開催体制
主催:NPO法人いわて連携復興センター(岩手県NPO活動交流センター自主事業)
協力:認定NPO法人日本NPOセンター
:内閣府休眠預金等活用担当室
:一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
 
◆お問い合わせ・お申込み
NPO法人いわて連携復興センター(担当:葛巻、新田)
住所:岩手県北上市大通り一丁目3番1号 おでんせプラザ南館7階
TEL:0197-72-6200  FAX:0197-72-6201  E-mail:info@ifc.jp

※お申込みは、必要事項(参加者名、所属先、電話番号、メールアドレス)を上記FAXやメールでお送りいただくか、以下の申し込みフォームからお願いします。
申込フォーム:https://forms.gle/AazyAeMJejw8uG4UA

※本事業は、武田薬品工業様の協力を得て東日本大震災被災地の市民活動団体ネットワーク強化プログラムとして実施します。


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【チラシ】休眠預金勉強会