震災から1年が経過し、家を流された方の多くは仮設住宅暮らしを余儀なくされています。
こども達も同様、限られた仮設のスペースで勉強したり、友達と語らう場が失われた生活を
余儀なくされています。
今回はそんなこども達にサンマを提供する「こどものエンパワメントいわて」
の浅石さんにお話を聞きました。
サンマといっても秋の味覚のあれではないです。
三間(サンマ)とは・・
◆空間・・・「学びの場」として安全・安心な教室があります
◆時間・・・平日の放課後や休日に学習時間を確保します
◆仲間・・・一緒に遊ぶ仲間だけではなく、教育現場の経験をもつ学習支援員、
若さと元気いっぱいの大学生・・心強い仲間がいます。
こどものエンパワメントいわては、週に数回、地域の教育委員会や社会福祉協議会と連携し、
放課後ないし週末の自習の場や、友達と話しながら取り組める場の提供をしています。
ここに集うこども達が求めているのは、落ち着いて勉強できる環境や、友達との語らいの場です。
大学時代は福祉サービスを学んだという浅石さん。
「将来的に福祉を通して震災を振り返りたい」と語ってくれました。