平成24年6月30日
大槌町にて「おおつちありがとうロックフェスティバル」が開催されました。
主催:大槌 STANDING STANDING
1年前の震災によって、沢山の悲しみと絶望の中、自分たちを勇気づけてくれた
大好きなロックと、岩手県内外の沢山の方々からの支援に感謝しようと、
大槌町の有志らで、このイベントは開催されました。
会場は、マスト屋上の「ありがとうステージ」と「えがおステージ」、
復興食堂の「おらがステージ」、大槌北小学校の「きらり絆ステージ」、3会場で行われ、
各会場では、地元の郷土芸能や被災したアマチュアバンド、有名なロックアーティストの方々が
歌とバンドで被災地に元気をくださいました。
ご出演頂いたアーティストの皆様、本当に有難うございました!
大槌高校の生徒さんが、4日間かけて焼き上げたというクッキーも来場者に配布されていました。
クッキー1枚1枚には、高校生からの感謝の気持ちが書かれた、手書きのメッセージが入っていました。
復興食堂ステージ近くでは、沢山の屋台もあり、NPO法人まちづくり・ぐるっとおおつちの
キッチンカーも出店されていました。
同時開催として「ウニ祭り」も開催され、新鮮な生ウニが先着2000名限定で
無料で振る舞われました。
夜には、大槌町民から募った募金で打ち上げる600発の花火が打ち上げられ、
マスト屋上には沢山の町民などが集まっておりました。
岩手日報 平成24年7月1日付 この記事・写真は岩手日報社の許諾を得て転載しています。
また、大槌町からの被災バンドとして出演したメンバーには、5月下旬からスタートしている
NPO人材育成プロジェクトに参加している上野さんも、バンドマンとして出演されており、
新聞でもご紹介されていました。
震災から1年、県内外からの沢山の支援に、被災地から全国へ感謝の気持ちを発信するイベントは、
今後各地で開催されます。随時イベント情報は、HPでもアップさせて頂きます。