岩手県宮古市にて、復興支援のための地域情報化の活動を行っている「いわみんTV」
をご紹介します。
動画中継サイト「Ustream(ユーストリーム)」を活用し、宮古地域のイベントや行政情報など、
地域密着の情報を配信しています。
震災後の23年8月からほぼ毎日、17時50ごろからライブで配信を行っているそうで、
被災地の報道が薄れる中、全国へ被災地の「今」を発信し続けています。
先日宮古市にて行われた いわて未来づくり機構と岩手県主催の「復興のかけ橋フォーラム」の
録画も配信しております。
http://ameblo.jp/iwamintv/entry-11467900004.html
http://ameblo.jp/iwamintv/entry-11470014949.html
これまで岩手県内には震災以降、全国から数多くのボランティアの皆さんが訪れ活動されてきました。
ボランティアをきっかけとしたさまざまなつながりも生まれ、現地の復興においてボランティアさんの活動は
本当にありがたく貴重なものです。NPO法人パクトさんは今後も交流人口を減少させないように、
平成25年1月15日より、陸前高田市復興サポートステーションを開設されます。
これに先立ち12月26日、陸前高田市横田町コミュニティーセンターにてその開設にあたっての説明会が
開催されました。
参加者は県内外から50名を超え、陸前高田市戸羽市長からの挨拶と
ステーションの概要説明がなされました。
その後質疑応答の時間には活発な意見交換がおこなわれました。
いわて連携復興センターでは地域住民が地域を盛り上げるための活動としてパクトさんを応援させて
いただいております。
バイオディーゼルアドベンチャーの山田周生氏は、
2007年にバイオディーゼルアドベンチャーを立ち上げられ、
廃てんぷら油からバイオディーゼル燃料を作りながら、
約1年をかけて地球一周を達成。その後、2009年からは
日本一周の旅に出発され、その旅の途中の岩手で東日本大震災が起こり、
そのまま岩手に滞在され、お仲間とボランティアの方々と共に
これまで支援を続けていらっしゃいます。
発災当初は物資の運搬や安否確認などの支援をされておりましたが、
現在は「グリーンアースキャラバン」という団体を立ち上げられ、
「菜の花大地復興プロジェクト」として、被災した農地や荒地、
花壇などに菜の花を植えて、景観作り、塩害などの土壌浄化、
地域単位のエネルギー生産のきっかけ作りを目指されています。
その具体的な活動内容としては、
ナタネの種を用意し、雑草刈り、
ガレキ撤去、耕作、種の収穫。
翌年菜の花を咲かせ、食用油を販売し、
その利益を農家や地元に還元することで
被災地復興支援にしたいとお考えです。
支援だけが先走りすることのないよう、
被災した皆様や地元の方々と話合い、
自立できるような形を模索しながらの支援を行っておられ、
現在も引き続き支援を必要とする農地や花壇などを
探されていますので、もしこの支援を
必要とされている方がいらっしゃいましたら、
是非下記までご連絡くださいませ。
菜の花大地復興プロジェクト事務局
mail:contact@greenearthcaravan.com
TEL:090-4473-2336
【協力】
「津波塩害農地復興のための菜の花プロジェクト」東北大学大学院農学研究科
NPO法人 菜の花トラスト in 横浜町、NPO法人 田原菜の花エコネットワーク
NPO法人 愛のまちエコ倶楽部、株式会社 エコERC
今回の震災では多くの方がボランティアとして岩手の沿岸を訪れ、それが被災地の復興に
様々な面で寄与したといわれています。
陸前高田市のNPO法人P@CTさんが、今後のボランティア・支援をつなぐ為に
「陸前高田市復興サポートステーション」を来年1月より開設されます。
開設にあたり、12月26日に陸前高田市において、開設説明会を行われるとの事です。
「陸前高田サポートステーション」の概要については、P@CTさんの下記ブログをご覧ください!
http://ameblo.jp/rikutaka-pact/entry-11421140935.html
*運営主体は、NPO法人P@CTさんです。
ボランティアさんの誘致に関しては、復興の作業という側面の他に、交流人口の増加や、
復興への関心喚起などという意味合いもあります。地元NPOの自発的な活動ですので、
いわて連携復興センターとしても応援させていただきます!!
●陸前高田市復興サポートステーション 開設説明会
○日時:2012年12月26日(水) 10:00~12:00
○場所:横田町コミュニティセンター 1階和室
○内容:サポートステーションの概要説明・協力団体等からのコメント・今後について等。
一般社団法人SAVE IWATEさんでは、このたび被災地支援活動の一環として
「三陸復興カレンダー」を製作販売しております。
この収益はすべて被災地の支援活動費に充てられるとのことです。
カレンダーを1年間掲げていただくことで、日々被災地へ思いを寄せていただければと思います。
皆様のご協力をお願いいたします。
下記、ご案内文
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このカレンダーは「鎮魂と祈りの民俗芸能」をテーマに製作したカレンダーでして、
三陸にはたくさんの民俗芸能が伝承され、祭りも盛大に行われます。
こうした芸能や祭りには、自然に対する感謝や畏敬の念が込められ、
また、亡くなられた方々を供養するものでもあります。
大災害が起きたこうした時だからこそ芸能や祭りの持つ意味合いは大きなものがあります。
被災地では住民の方々が散り散りになって暮らしていますが、芸能や祭りが人々をひとつにまとめる役割を
担っています。
カレンダーを1年間掲げていただくことで、日々被災地へ思いを寄せていただければと思います。
芸能が奉納される祭りの日程も記載してあります。ぜひ被災地に足を運んでいただければと願っています。
岩手県の三陸沿岸はちょうど12の市町村がありますので、各市町村からひとつずつの芸能や祭りを選ばせていただいています。
1部1,000円です(税込み)。収益はすべて被災地の支援活動費に充てられます。
詳しくはこちらです。http://sviwatecal.jimdo.com/
ぜひともご協力をいただきたく、お願い申しあげます。
いわてゆいっこ花巻さんは、震災後から花巻市内に避難されている方々への物資提供や
訪問活動、交流促進活動に取り組まれてきました。
この度、10月9日にゆいっこ花巻の事務所内(花巻市一日市)に、被災者同士の情報交換する拠点として
「ゆいっこカフェ」をオープンしました。
民間助成金を活用して大型のカウンターなどを整備し、「避難生活を送る人たちが気軽に集まり、
くつろげる場所」をコンセプトに、運営にあたる方も被災者とのことです。
*開店は、毎週火、水、木曜日の午前10時~午後3時の予定。
被災者同士だけでなく、市内で生活する人との交流促進にも期待されています。
被災地には被災者自身がたちあがり被災者を支援していこうという支援団体NPOも多く存在しています。
大船渡市にある絆プロジェクト三陸もそのひとつです。
代表の佐藤氏は自身も避難所生活及び仮設住宅生活の中で、さまざまな状況を経験し、
それを活かした支援活動を展開しています。
避難所や仮設住宅で、少しでも被災者が外に出る必要性を感じてのお笑い公演や、こども支援にはじまり、
起業家支援、さいがいFMの運営、ソーラー発電設置支援、復興支援商品の作成、
ボランティアニーズマッチングなど、非常に多岐にわたる活動をしております。
先日開催された第5回JCN現地会議の際には現地NPOとしてご登壇いただき、活動を始めた経緯から、
人材育成や活用に関するお話をいただきました。
地域の団体ならではの強みを活かし、地元では絶大な力を持つ「お母さんのネットワーク」を
利用した活動や、SNSを積極活用してのリアルタイム情報発信を徹底し、人材活用につなげています。
地域のNPOとして地域に根差し、多彩な活動を展開されています。
三陸きずな商店は、東日本大震災により被災した
沿岸部の方々が作る海産物や支援グッズなどを
北上市で販売されているアンテナショップです。
店内の商品は、資金力や宣伝力を持たない小さな事業所の
商品が主で、内陸では感じることの少ない沿岸部の現状を
消費者の方々に知ってもらうと共に、
少しずつ商品の種類が増えていく店内を見てもらうことで、
三陸の産業が復興していることを肌で感じてほしいという
想いで運営されています。
こちらはスポンサー企業数社からの広告収入により運営されており、
商品の売上の全てが出品者に届きます。
また、そのスポンサー募集もされていますので、
詳しくは下記URLからご覧ください。
http://www.aitokizuna.com/00-sponsor-bosyu.html
なお、NPO法人 かまいしリンクさんの協力により、
12月1日から31日まで、東京都品川区の戸越銀座商店街に
出張出店という形で、この三陸きずな商店街が期間限定で
オープンします。
北上市の常設店舗はその間も平常通りオープンしております。
そのお店の詳細は下記URLをご覧ください。
http://www.aitokizuna.com/index.html
お近くまでお越しの方は是非お立ちよりください。
東日本大震災により壊滅的な被害を受けた、
釜石市の主に鵜住居地区と、その住民の皆様の早期の自立を目指し、
今年の4月に一般社団法人 鵜住居まちづくりセンターさんが
開設されました。
現在、その中心となっている活動が
「花と染色わらしべproject」です。
このプロジェクトは、花(マリーゴールド)を育て、
その色素を染料にすることから生まれる商品を販売し、
収入に結び付けることを目指すとともに、
住民主導の活動で花が育つ明るい「まち」を
発信することを目的とされています。
なお、このプロジェクトは、
SAVE IWATEさんと京都大経営管理大学院・経営研究センターさんが
連携して行う起業支援プロジェクトにも採択されており、
そこから事業資金を得て、また、東京の企業とも連携し、
活動を展開されております。
1984年の設立以来、紛争・災害・貧困に苦しむ人々への
保健医療支援を柱とする国際人道支援活動を
世界54ヵ国でされている特定非営利活動法人アムダさんは、
東日本大震災後、大槌町を含む4市町で緊急医療支援活動を実施され、
現在も復興支援活動として、
岩手県、宮城県の9市町で活動を継続されております。
その活動の中で、AMDA 大槌健康サポートセンターは、
大槌町民の健康をサポートする復興のシンボルとして、
2011年12月に開所されました。
こちらは気軽な立ち寄りスペースとしても活用されており、
また、「健美館」という鍼灸室も併設されているので、
鍼灸師による治療を受けることも可能です。
※「健美館」は要予約。健康保険対象。
その他、「お店は持てないけど売ってみたい商品がある」など、
そのような想いを持つ地元の方々にボックスを貸し出す
「チャレンジショップ」というスペースも用意されています。
詳しくは下記URLをご覧ください。
http://amdakensapo.blog.fc2.com/
学習支援室「釜石S☆Cram School(釜石スクラムスクール)」が
2012年5月、釜石市に開設されました。
東日本大震災を機に、
仮設住宅に住むことを余儀なくされた児童や生徒などに
落ち着いて勉強できる環境を設け、
日常的な家庭学習の習慣を取り戻してもらうべく、
公益社団法人青年海外協力協会(JOCA)さんの全面協力により
この「釜石S☆Cram School」は運営されています。
こちらは平日は16時から21時まで、
休日は12時から21時まで開いており、
毎週火・木曜日が休みです。
対象は原則として釜石市内在住、
または釜石市内の学校に通学する中学生と高校生で、
自学自習を基本とされていますが、
希望に応じて、個別にスクールチューターが指導してくれます。
(スクールチューターの指導科目は数学・理科・英語)
また、終了時刻に合わせて、
帰宅用の車両も用意されています。(栗林・唐丹・甲子方面)
なお、釜石市の産業や歴史を学んだり、
国際交流に関する講座や、農作業などの体験活動を行う、
「社会学習支援」も毎月第2・第4土曜日に開催されています。
こちらは臨時に開催されたり、お休みする場合もあるようですので、
その他の情報も合わせて、ご興味のある方は下記URLを是非ご覧ください。
http://www.joca.or.jp/activites/disaster/tohokuearthquake/scramschool/
三陸ひとつなぎ自然学校さんは、
今後の長期にわたる釜石市の復興に向け、
釜石市に訪れるボランティアに対し、
支援活動に観光の要素を加えたボランティアツーリズム
=「ボランティア活動+農業・漁業・自然体験」を実施し、
地域住民との多様な交流を通じて、
歴史文化、郷土料理、自然環境などの
釜石市の魅力を感じてもらうことで、
コアな釜石ファン(リピーター層)をつくり、
長期的に渡って釜石市を支える基盤を構築すると共に
釜石産業全体の復興に寄与することを目指し、
活動されています。
このボランティアツーリズム事業を
通称「どんぐりウミネコ村ツーリズム」
または地域復興ツーリズムを呼んでいます。
そこから派生した事業として、
被災者同士や地域住民、外から訪れるボランティアの方々を
地元農水産物など地域資源を素材とする地域の「食」を通じた
人と人とをつなぐ場を作り、そこを郷土料理や地域の生活の知恵を
次世代に引き継ぐ場ともすることを目指す「あづまっぺ!釜石」
それともう一つ、被災地住民の方々と若者がボランティア活動を通じて
交流を図り、被災者自身の自立的復興に向けた直接的支援と、
若者が地域課題に積極的に取り組む姿勢や地域で働くということへの
主体性育むことを目的とした「そだちば」という事業を展開されています。
以上の3つの事業を柱としつつ、
バイオディーゼルアドベンチャーさんとの協働で、
休耕地を再び耕し、そこに菜の花を植え、景観を美しくすると共に、
ゆくゆくはそこから油を生産し雇用の創出に繋げようとする
「菜の花プロジェクト」も現在進行中です。
カリタス釜石ベースさんは、
東日本大震災時に床上10センチの津波被害を受けた
カトリック釜石教会を拠点とされています。
発災直後、こちらでは、教会ホールなどに入ってきた
泥やがれきをいち早く片付け、信仰の有無を問わず、
ボランティア受け入れ体制を整え、2012年4月2日から
活動をスタートされました。
当初より、物資の提供をはじめ、
がれきの中に埋もれた写真の洗浄などもされており、
また、教会ホールでの無料カフェサービスや、
仮設住宅の集会所へも出張カフェサービスを展開しており、
人とのコミュニーケーションを通して、より多くの方が
ホッとできる場を提供されています。
さらに、地元の人々が中心になって心のケアに
取り組んでもらうために、傾聴に関する講習会も
開かれています。
その他にも放課後の時間帯に
子供向けのイベントを開催されたり、
社会福祉協議会が主催されている
「おちゃっこサロン」にも協力されており、
各仮設住宅団地の談話室にて、地域の方々の交流の場や
手芸・囲碁・将棋などの趣味のコーナーを提供するなど、
住民の方々の生きがい作りにもご尽力されています。
「古くて新しい未来」をキーワードに、
環境・エネルギー・復興・食・自然・コミュニティ・伝統など、
私たちのこれからの暮らしを考える参加型体験学習をされている
あかり学級に参加してきました。
このあかり学級は同様の団体名にて、
盛岡市を拠点に活動されています。
2012年の活動スケジュールとしては、
1学期のテーマは「食」(終了)
2学期のテーマは「木」
3学期のテーマは「エネルギー」
となっており、
今回は大槌町吉里吉里地区で行われた
2学期に参加してきました。
参加者は40名ほどで、
キャンセル待ちが出るほど予約が殺到したようです。
その内容としましては、
特定非営利活動法人 吉里吉里国さんの
新たな森林&未来づくり(間伐体験等)への参加でした。
普段あまり馴染みのない林業に触れ、
参加者の皆さんの表情には、興味と笑顔が溢れていましたが、
林業に従事されている方の平均年齢が70歳前後だという現状や
震災直後のお話などには真剣に耳を傾けおり、
質問なども多く飛び交っていました。
このような場を提供されているあかり学級の情報は
下記URLからチェックすることができます。
ご興味のある方はご覧いただき、
残っている2学期、3学期の活動に是非ご参加くださいませ。
http://www.morioka-style.com/akari/
特定非営利活動法人 吉里吉里国さんは、
大槌町の吉里吉里地区を愛する有志の方々が、
津波災害復興に向けて、新たな雇用の創出と、
経済復興に関わる地域主体の取り組みを、
地元住民と一体となって地域再生に取り組んでおられる団体です。
1.「復活の森」プロジェクト
2.自伐林業の普及
3.薪文化の復活・継承
4.森林教室の開催
この4つの事業を柱とし、
地域の環境を育む森林資源を有効に活用しながら、
吉里吉里の森がやがて海の再生へとつながり、
この活動が次世代に残していくものになり、
地域社会に寄与することを目的とされています。
代表の芳賀氏は、
「貧しくはない質素な暮らしの中に、
心豊かな日々を送る人たちの住む大槌町、
吉里吉里をみんなで創っていきたい。
限界集落とか人口流出なる言葉を耳にする昨今、
若者が地元で生きてゆくことに誇りを抱くには、
我々がその誇りを持つこと。」
とおっしゃっており、
震災前よりも、もっと豊かな海を復活させるべく
日々活動されています。
大槌町・釜石市で被災されたお母さん達の仕事作りと、生きがい作りの活動されているサンガ岩手さん。
代表の吉田さんは、震災後から心のケアをはじめ様々な支援活動をされていいます。
その活動の中で、今年の7月に大槌に手芸工房をオープンしました。
そこでは被災地の皆さんが様々な商品を手作りする作業スペースと、販売も行っております。
また、地域の憩いの場となるようにとカフェも設置されています。
「いずれは、地元の方が主体となるように、今は、私が代わりに代表をしているだけ。
その時が来たら、それは町の復興の時」と話されていた代表の吉田さん。
販売した商品の売り上げは、制作に携わった作り手さんに還元しているとのこと。
この活動が、町の復興につながり、地域のコミュニティーの場として、被災地での仕事を生み出す場として、
今後も地域に根ざした復興支援活動を行うとのことです。
サンガ岩手ホームページ→http://sangaiwate.org/
盛岡市を拠点として活動しているNPO法人生活温故知新さんは、震災後、
全国各地から、靴下で出来た手作りお猿の人形を募り、バレンタインやこどもの日に
被災地の保育園などにぬいぐるみをプレゼントする活動をされていました。
現在、ぬいぐるみ作成は被災地のお母さんたちにも受け継がれ、
宮古市内の仮設住宅のお母さん方が制作した赤ちゃんの靴下で出来た
お猿さんのぬいぐるみ「SOCKZOO」の販売のほか、
布ぞうり(名称:虹海(ななみ))の製作も行っているとのことです。
この布ぞうりは、9月26日(水)岩手県工業技術センターで行われる
「いわて特産品コンクール」にも出品するとのことです。
生活温故知新ホームページ→http://www.seikatsu-oc.net/
生活温故知新スタッフブログ→http://seikatsuoc.blog.fc2.com/
和 RING-PROJECTさんでは、被災地の方々が
自宅や自宅周辺の瓦礫(主に木片・竹など)を拾い集めた
その破片からキーホルダーを製作されています。
被災し多くを失いながらも故郷に残る事を誓った若者と、
仮設住宅で生活する女性や高齢者の方々が、
一つ一つ手作りで作る作品を皆様の元に届ける事、
故郷に残る人々の支えとなり復興支援を行う事、
また、人と人の繋がりの大切さを尊重し、
世代・性別を超え、支えあえる人間関係を築き上げる事を活動方針とされ、
釜石市、大槌町の方々が中心となって活動されています。
団体のモチーフとなっている「和」の字は、
大槌町出身の天才書道家、高橋卓也君(12歳)に
書いて頂いたとのことです。
現在、キーホルダー以外にも山形県天童市の多田木工所さんと
コラボレートし家具を製作するプロジェクトも進行しているようです。
http://www.tadamokko.com/collabo2012/process.html
先日ご紹介させていただいた「ミニ学園祭」が行われた
釜石市の青葉公園商店街に「インターネット de かだって」が
4月からオープンしています。
こちらはフリースポットであると共に、
自由に使えるパソコンが4台設置されています。
この場が市内に点在する仮設住宅に住む人たちの集いの場として、
また、インターネットを利用しての相互の情報連絡の拠点としても
ご利用いただきたいとのことです。
なお、同じく釜石市の只越町には
「みんなの家・かだって」というフリースポットもオープンしています。
こちらにおいても、休憩場所やちょっとした打ち合わせなどに
是非ご利用いただきたいとのことです。
釜石に行かれた際には、
いずれの「かだって」にも是非お立ち寄りください。
浪板海岸を臨む「ベルガーディア鯨山」で
ツリーハウスの製作が行われています。
ベルガーディア鯨山は、
管理されているご夫婦が
10年以上かけて作ったオープンガーデンでして、
その敷地内には、会えなくなってしまった人に
思いを伝えるための電話ボックス「風の電話」や、
地域の子どもたちが自然の中でゆっくりと
本を読むことができる「森の図書館」などがあり、
震災によって傷ついた人々の心を癒す場となっています。
このツリーハウスも、
近隣の仮設住宅にお住まいの方々などが集う
新たな憩いの場として使ってもらえることを願い製作されています。
また、それを一緒に製作することもできます。
【ツリーハウス製作】
■日時:9月18~22日、28日~30日/9:00~16:00
※基本的に参加費は無料です
なお、現在、盛岡の子ども絵と造形のサークル
「アトリエすみれ&こだま」の方々の絵を、
「森の図書館」に展示しております。
【くじら山元気!展】
■日時:9月16日~10月21日/10:00~16:00(月曜定休)
※入場無料
上記2つのイベントに関するお問い合わせ先を下記します。
また、その他にも様々なイベントや会合などで
是非ご利用いただきたいとのことです。
ご興味のある方は、下記お問い合わせ先まで
是非ご連絡ください。
【お問い合わせ先】
ベルガ―ディア鯨山/佐々木格
■TEL:0193-44-2544・FAX:0193-44-2544
■Mail:bell-gardia@aqua.plala.or.jp
■受付時間:AM 10:00 ~ PM 16:00