釜石応援GIRLS ミニ学園祭
活動の記録 - 2012年09月18日
9月15日、釜石市の青葉公園商店街で行われた
「釜石応援GIRLS ミニ学園祭」のお手伝いをしてきました。
今回で4回目となるこのイベントは、
甲南女子大・神戸女学院大・奈良女子大・同志社女子大の
約30名の大学生で結成された「釜石応援ガールズ」が
青葉公園商店街で「ミニ学園祭」として、
様々な企画を催すものです。
出店もしており、
そこではお好み焼きと焼きそばとイカ焼きを合わせたプレートを
販売しており、また、ご当地ビアガーデンとして、ビールはもちろん、
京都・奈良・兵庫の地酒と釜石の地酒の飲み比べも行っていました。
出店以外では、子供たちと女子大生が触れ合うゲームや
夕暮れ時からは星空シアターとして、野外で映画が上映されました。
華やかな雰囲気の中、最初から最後まで
子供からお年寄りまで多くの方で賑わっておりました。
商店街はもとより、地域の活性化のためにも、
是非これからも継続的にやっていただきたいと思いました。
新生おおつちは、5月にさわやか福祉財団さんが主催された
『大槌の未来を考える会』に出席された有志の方々で
「自分たちの町の事は自分たちで考え行動しよう」という、
『町内ぐるっと見守り隊』の基本理念を掲げ、
地域で高齢者や子育て世帯、次世代の子供たちを
見守って行こうとの思いから立ち上がった
ボランティア団体です。
そして、7月に大槌町社会福祉協議会の主催する
『大槌町NPO・ボランティア団体連絡協議会』に加盟し、
活動を行われています。
実際の活動内容としては、
仮設の談話室を中心に手芸サロンを開催されたり、
地元のまつぼっくりを利用し、全国の方々から頂いた端切れや着物等から
「華ぼっくり」というコサージュを手作りし、販売しています。
その利益のほとんどは製作者の手に渡り、
生きがいを持って活動されております。
また、それだけではなく、
ちょっとしたことでも自分たちのできることをやっていこうと、
活動範囲を広めてらっしゃいます。
9月9日に一ノ関駅東口交流センターで行われた
「いちのせき市民フェスタ12」に参加してきました。
主催:いちのせき市民活動促進会議インアーチ
後援:一関市
事務局:いちのせき市民活動センター
このイベントは、一関市民のまちづくりへ参加や交流を図ることにより、
市民主体による地域社会の活性化を目指して毎年行われているもので、
一関市内のNPOによる演奏やステージ、
活動内容の展示や体験コーナーを提供するブースが数多く出展されました。
また、今回は大槌町の「おらが大槌夢広場」さんによる海鮮焼きそばの販売も行われました。
いわて連携復興センターは、全国の市民活動や地域づくり活動の事例を閲覧、活動資料等を
入手できるブースコーナー、「全国地域事例トレーディングパーク」に出展させていただきました。
各出展団体には事例の解説時間が設けられておりましたが、
それに先立ち、株式会社ファミリアの島田昌幸氏の基調講演がありました。
島田氏は、復興に向け、新たな雇用と東北の再生モデルの創出を目指した
農林漁業の6次産業化を広く展開されており、
その先進的な事例は非常に参考になりました。
全体を通しても、各地域の事例を聞くことができ、
また、その団体の方々やご来場の皆様とも交流ができたことにより、
新たなネットワークを生むことができたイベントでした。
NPOは、それぞれ理念を持ち、その理念を自らの行動で実現を目指すために
結成された団体です。
その活動のすべてを無償で実現させることは困難であり、
それなりの活動資金が必要となります。
また、被災地の為に何かしなきゃ!と立ち上がったはいいものの、
手弁当ではすぐに底がついてしまう場合があります。
寄付や助成金など、資金を獲得する方法は様々あると思いますが、
その中でも今回は、プロジェクトを実行したい人を支援する
日本初のクラウドファンディング「READYFOR?」をご紹介します。
READYFOR?(レディーフォー)とは、"実行者"を支援する日本初の
クラウドファンディングです。(※以下、「READYFOR?」HP参照)
音楽・映画・アート・テクノロジーなどのクリエイティブな活動はもちろん、
夢を持つすべての"実行者"がアイディアをサイト上でプレゼンテーションすることで、
多くの人から支援金を集めることができます。
またプロジェクトを支援した人は、プロジェクトが「成立」した時に"引換券"を
受け取ることができます。
ただし、募集期間内にプロジェクトの目標金額が全額集まった場合のみ、
プロジェクトを「成立」させるための資金を得ることができます。
1円でも満たない場合、支援金はそれぞれの支援者に全額返金されます 。
詳しくはこちら→https://readyfor.jp/projects/otsuchi-future-paper/comments?page=2
プロジェクト実現までのプロセスを、提案した実行者がプラットフォーム上で共有し、
支援した支援者が一緒になって夢を実現できる仕組み。
実行者の情報を広く発信することが出来るだけでなく、そのプロジェクトを応援する方々から
支援金も集めることが出来る、新しいスタイルの資金調達方法と人々との新たな可能性が
生まれる場だと思います。
ひょっこりひょうたん塾【主催:ひょっこりひょうたん塾、大槌町、東京都、
東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、
特定非営利活動法人いわて連携復興センター】による、第三回文化芸術まちづくりゼミは、
「世界に発信できる大槌ブランドを考える」と題し、講師に太刀川英輔さんを迎え、
地域資源を再発見するツアー、大槌ブランドを考える交流ワークショップを実施します。
太刀川英輔さんは、「見えない物をつくる職業」という意味を持つデザイン事務所NOSIGNERの代表で、
デザインによってソーシャルイノベーションを生み出すことを目指して活動しています。
新領域の商品開発やコンセプトの設計、ブランディングを数多く手掛け、
経済活動としてのデザインのみならず、科学技術、教育、地場産業、新興国支援など、
社会的意義を踏まえたデザイン活動を続けていらっしゃいます。
今回の塾では、食、海、歴史、文学、そして人。「大槌ならではの魅力って!?」という問いに対し、
「デザイン」という切り口で考えていきます。
みなさまのご参加をお待ちしております。
【日時】9月15日(土)15:00 開始 16日(日)13:00 終了
【場所】上町ふれあいセンター、城山体育館 トレーニング室
【タイムスケジュール】
15 日(土)「大槌ツアーと大槌ブランディング大喜利」
14:30~15:30 講師プレゼンとワーク説明(会場:上町ふれあいセンター)
15:30~17:30 大槌魅力発見ツアー
17:30~19:30 ポストイット大会+大喜利(会場:城山体育館 トレーニング室)
19:30~21:00 交流会
16 日(日) 「ブランディングワークショップ」(会場)城山体育館 トレーニング室
9:30~10:30 講師レクチャー
10:30~12:30 ラウンドテーブルでのワークショップ
12:30 終了
【参加費】無料
(交流会、食事、宿泊費は各自実費負担)
お申込みや、詳細は下記のURLからどうぞ!
http://hyotanjuku.jimdo.com/
9月4日、紫波町のオガールの交流ステージで行われた、
浜のミサンガ「環」の仕掛け人である雫石吉隆氏の講演を
聞いてきました。
主催:特定非営利活動法人 紫波さぷり
「三陸のこと、いっしょに考えよう」と題され、
ミサンガを作ろうと思った経緯とその想いを、
ミサンガのCMやポスター、
また、ご自身が事務局長を務めてらっしゃる
三陸に仕事を!プロジェクトのHPを見ながらお話いただきました。
震災により何も無くなった場所に
仕事を作りたいという想いから始まり、
それが現地の方々の生きがいになっていったという、
そのお話はとても感動的でした。
ミサンガにとどまらず、
今後も新たな仕事作りとそれに伴う雇用の拡大をお考えで、
非常に参考になる部分も多いお話でした。
9月2日から3日にかけて、
仙台市の秋保温泉「木の家」で行われた
ETIC.右腕合宿に参加してきました。
東京に拠点を置くNPO法人ETIC.から
岩手・宮城・福島の各支援団体に派遣されているスタッフ(通称:右腕)が
その派遣先や地域の課題を共有し、意見交換を行うとともに、
右腕として派遣されている目的意識を再確認することを主旨とした合宿で、
定期的に行われています。
ETIC.のスタッフを含めると40名ほど参加しており、
2日間にわたり活発なワークショップが行われました。
この合宿は、団体や地域の垣根を越えて連携を深める一つの手段として、
非常に有効だと感じました。
また参加させていただきたいと思います。
9月1日、遠野市民センター 大ホールで行われた
「岩手 ドリームプラン・プレゼンテーション」に参加してきました。
この大会は、株式会社アントレプレナーセンターの
代表取締役でもあり、いわて起業家大学の主任講師でもある
福島正伸氏が実行委員長と講師を務めてらっしゃる
「夢の国東北プロジェクト 起業家スクール」の受講生が考案した
事業プランを発表するものでした。
まず、福島氏の講演があり、
このプロジェクトを立ち上げた経緯とその想いを
聞かせていただきました。
その後、選出された受講生6名が
10分という与えられた時間内でプレゼンを行いました。
その魅力あふれる夢のプランの数々に、
会場は、時に笑いにあふれ、時には涙に包まれました。
その中には実際に動き出してる事業もあり、
東北に新しい可能性が生まれつつあることを感じることができた大会でした。
今後、岩手では沿岸部で起業家スクールが開かれるようですので、
ご興味のある方は是非下記HPをご覧いただき、
その予定等をご確認いただければと思います。
http://www.entre.co.jp/yumenokuni/
東日本大震災で被災した方々の生活を再建し、安心して暮らせるように様々な制度が用意されています。
その制度をまとめたものが「暮らしの安心ガイドブック」です。
被災された方々のために作成され、広く配布されていますが、
被災された方々からも「読むだけではなかなか理解できない。噛み砕いて説明してほしい」という意見が
寄せられておりました。それをもとに岩手県復興局生活再建課主催で、
被災者のために支援団体が噛み砕いた説明をできるように、
支援団体向けに「暮らしの安心ガイドブックセミナー」が開催されています。
今回は大船渡での第2回目のセミナーに参加してきました。
参加した方々は大船渡市内で活動するNPOや支援団体はじめ社会福祉協議会の皆さんが中心で、
質疑の際には時間いっぱいとても活発な議論となりました。
これを機に各地で行政と支援団体が協力する形で、制度への理解が深まることになればと感じました。
9月1日-2日
NPO育成・強化プロジェクト
第一回全体会議が開催されました。
(主催:認定NPO法人日本NPOセンター 協力:NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン)
5月30日から始まった、「NPOを磨く15の力」の集合研修を終えた、3県のメンバー、メンタ―が集合し、
合宿を行いました。(岩手県のメンバーは21団体)
100名弱のNPO関係者の合宿はまさに圧巻です。
当日は、今後のプログラムについての説明や、日本NPOセンターの新代表の早瀬さんからの基調講演
「NPOで働くということ」などが提供されました。
また、今回の醍醐味は、岩手、宮城、福島の参加者が県をまたいで交流できたこともあります。
それぞれのテーマ、心境などメンバー同士での共有も見られました。
今後は、日本の先端を担う、全国支援センターの皆様が、各メンバーのメンタ―となって頂き、
それぞれの活動や、基盤強化に向けて伴走して下さいます。
地域の課題解決に向けて各メンバーのご活躍のお手伝いを私たちもさせて頂きます。
8月29日、盛岡市のアイーナにて開催された
「子どもの参加・推進フォーラム」~子どもたちが復興において果たせる役割~
(こども☆はぐくみファンド事業)に参加してきました。
主催:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
実施:一般財団法人 地域創造基金みやぎ
後援を3県連携復興センター(いわて連携復興センター、ふくしま連携復興センター、
みやぎ連携復興センター)がさせていただきました。
フォーラムは、第1部「事例報告」、第2部「フロアダイアログ」、
第3部「こども☆はぐくみファンド」「フクシマ ススム ファンド」説明、
質疑応答の3部構成で行われました。
第1部の事例報告では、
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの津田氏より、
まちをより良いまちにするために、子どもたち同士で活動する
「子どもまちづくりクラブ」の説明と報告をいただき、
次に、山田町教育委員会 学校教育課の古舘氏より、
山田町の子ども参加によるまちづくり(CCFC)事業の
事例を報告いただきました。
続いて、(特活)@リアスNPOセンターの鹿野氏より、
釜石市のNPOがCCFC事業に関して震災以前から行っている取り組みと、
震災以後の活動の報告をいただき、
最後に、奥州市水沢青少年育成市民会議の大村氏より、
1999年より開設されている中高生の居場所「ホワイトキャンパス」の成果から
子どもの社会参画を進めるためのお考えを発表いただきました。
以上4つの事例を参考に、岩手大学 教育学部の田代教授より
これからの課題と展望をまとめていただき、
その後、参加者の皆様からそれぞれの立場からの意見や感想をいただきました。
全体を通して、子どもが社会参画をする重要性を再認識することができ、
情報共有や意見交換できたことによって、
その意識をより高めることができたような気がいたします。
いわて連携復興センターとしては今後ともこのような取り組みを
サポートさせていただきたいと思っております。
いわて連携復興センターを含む被災3県の連携復興センターでは、
震災における全国ネットワークであるJCNと協力し岩手・宮城・福島
それぞれで「現地会議」を開催しています。
今回は宮城の状況を学ぶべく、8月22日宮城での会議に参加してまいりました。
参加人数は100名ほど。初参加という新規団体も多く、
会議ではそういった方々の積極的な発言もありました。
岩手においても今後復興へ向けて課題は日々変化していきます。
その変化をとらえ先読みし、今後につなげていくことが大事だと感じました。
--【ご登壇者一覧】------------------------------------------------
塚本卓 氏(一般社団法人 気仙沼復興協会 福祉部 事務長)
氏家義明 氏(NPO法人 がんばッと!!玉浦 副理事長)
佐藤貞子 氏(七ヶ浜町仮設店舗 七の市商店街 佐藤魚店 店主
黒田裕子 氏(NPO法人 阪神高齢者・障害者支援ネットワーク 理事長)
稲垣文彦 氏 (社団法人 中越防災安全推進機構 復興デザインセンター長)
浅野泰彦 氏 (社会福祉法人 柏崎市社会福祉協議会 事務局長)
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今年6月に日本マイクロソフト株式会社と、岩手県において、ICTによる地域活性化について
連携する覚書を交わされました。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=4163
この覚書には、岩手県と日本マイクロソフト株式会社が、
協働で実施する4つのプログラムが実施される項目が盛り込まれ、
その中に「NPO基盤強化プログラム」が入っております。
岩手県内の各地域の中間支援NPO、15団体で構成する
『いわてNPO中間支援ネットワーク』では、
この事業に関して協力させて頂いており、
今回のプログラムは、いわて連携復興センターが窓口担当をさせて頂いております。
今回と次月は、中間支援NPOを対象としたワークショップで、、
これを踏まえ、第3回目以降に予定されている、岩手県内のNPO向けICTセミナーの
コンテンツをマイクロソフトさんが検討して下さることになっています。
第1回目の講師は、ナレッジネットワークの森戸裕一氏。
SNSや、クラウドシステムなどの活用についての講義に交えて、NPOの課題を引き出して頂きました。
岩手県のNPO担当課も出席頂き、まさに、企業、行政、NPOの協働事業となりそうです。
これを反映して、第3回目以降の講座がスタートします。
NPO法人ボランティアインフォさんと
日本ジャーナリスト教育センターさん(JCEJ)が、
7月30日、大槌町の「きらりベース」に
町や地元商店街、地域で活動するNPOの協力を得て、
大槌地域の復興を支える情報発信・教育拠点
「News Lab♡ おおつち」を開設されました。
こちらには、元茨城新聞メディア事業部長で司法・経済・県政記者、
デスクの経験を持つ松本裕樹氏が現地責任者として常駐され、
住民とともに地域新聞(大槌みらい新聞)を発行、
Facebook、Twitter、ブログといったソーシャルメディアを活用し、
大槌の情報を世界へ向けて発信する予定だそうです。
取材活動だけでなく、JCEJさんが募集する全国のボランティア記者や
クリエイターによる取材や地域住民への教育支援を行い、
発信者を育成する活動されております。
その一環として、
現在、下記募集をされおります。
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情報求む!新聞を一緒につくる方募集!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日常のニュースを一緒にお届けしてくれる方を募集しています。
小・中・高校生、おじいちゃん、おばあちゃん、どなたでも大歓迎です!
例:
隣の家に赤ちゃんが生まれた
今日はお茶っこの会が行われる
7日日に食べる「あずきばっとう」の紹介
吉里吉里で行われた御霊祭りの紹介…などなど
大槌のこと、大槌で起きていることを教えてください!
電話でもファックスでも直接でも受け付けます。
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【お問い合わせ】
電話:090-8593-3131(松本)
ファックス:020-4662-9611(松本)
メール:otsuchinews@gmail.com
活動場所:旧大槌北小学校(きらりベース)3年1組教室
============================
ご興味のある方は是非ご参加ください。
8月21日に釜石市青葉ビルで行われた
「東の食の会 岩手会合」に参加してきました。
東の食の会とは、東日本の食の復興と、
創造を長期的に促進すると同時に、自然と共存し、
森羅万象から感じとる豊かな感性に基づいた日本の食文化を育み、
世界に誇れるブランドとして確立することを目的とした、
東京に拠点を持つ団体様で、そのメンバーには一流企業の代表や国会議員など、
そうそうたる方々が名を連ねております。
具体的な活動内容として、
1.東日本の食の安心・安全を促進するための活動
2.東日本の食の販促・イベント活動
3.東日本の食の生産者と支援企業のマッチング活動
4.東日本の食への資金的支援活動
5.東日本の食に関する政策提言活動
この5つを掲げられていて、今回の会合は、
1~3の情報・意見交換がメインの内容でした。
すでに東の食の会さんがマッチングされた東北の業者さんも多数あり、
その業者さんや、これから商品提案を検討している業者さんなども
参加されていました。
インフラや販路、人材や風評被害などの現状を共有し、
それに伴った対応を話し合いました。
全体を通して、インフラと販路に関しては大方復旧しているようですが、
人材に関しては不足しており、風評被害は特に第一次産業には
色濃く残っているようです。
それを受け、東の食の会さんからはマーケティングや人材面において、
出来る限り協力いただけるとのことでしたが、
業者側からも積極的に様々な提案をいただきたいとのことでした。
東北にはまだ全国的に知られていない素晴らしい
食材や食品がたくさんあります。
それを一つでも多く、たくさんの人たちに知っていただき
食べていただくことも一つの復興の形だと思いますので、
今後とも東の食の会さんとの連携を深めていきたいと思っております。
LIGHT UP NIPPON 2012
活動の記録 - 2012年08月29日
8月11日に行われた「LIGHT UP NIPPON 2012」の
お手伝いをしてきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、
追悼と復興への祈りを込めて複数の被災地から
一斉に花火を打ち上げるイベントです。
昨年は10カ所での打ち上げでしたが、
今年は13カ所に増え、お手伝いさせていただいたのは
昨年に引き続き行われた大船渡市の越喜来会場です。
お昼の12時からスタートし、
日が暮れるまではダンスや歌、バンド、DJなどの
ライブパフォーマンスが繰り広げられ、
前半は主に若者たちで盛り上がっていました。
夕刻になっていくにつれ、
家族連れやカップルなど老若男女が増えていき、
打ち上がる直前にはなんと、
サンプラザ中野くんさんがサプライズで登場し、
代表曲である「ランナー」を熱唱していただき、
会場の盛り上がりがピークを迎えた時に
花火が打ち上がりました。
たくさんの人が、違う場所で、
同じ時間に同じ空を見上げていると思うと
不思議であり感動的でした。
地元住民の方々は、このイベントを震災でお亡くなりになられた方々の
三回忌までは続けてほしいと願っておられるようですが、
出来ることならばその後も是非続けていただき、
震災の記憶を風化させない一つのきっかけになってほしいと
勝手ながらに思います。
来年も是非お手伝いさせていただきたいです。
8月23日(木)の14時~岩手県産業会館(サンビル)7階
にて「改正特定非営利活動促進法に関する説明会」が開催されました。
主催:内閣府、岩手県
この説明会はNPO法人への指導助言を行っている行政担当者、
公認会計士・税理士等の専門家、中間支援NPO法人等を対象とし、
制度の詳細について理解を深めることが目的でした。
当日は約70名の参加者があり、初めに内閣府よりNPO法人の現状等について
岩手、宮城、福島ではNPO総数が増加している事、認定NPO法人制度の認識割合
をグラフを使用しながら説明がありました。
次に、認定NPO法人申請の際の注意点・書き方について手引きを使用して教授頂き、
最後に、各個人において実際に申請書を作成し、確認を行い理解を深めました。
個別の質問に対しても分かりやすく解説いただきました。
今回の説明会では電卓を持参し、実際に記載していく事で不明確な部分が
分かり、より具体的に理解を深めることができました。
ありがとうございました。
昨年5月に宮古市に開設された「あすからのくらし相談室」が
今年の7月より釜石市にも開設されました。
こちらでは生活に困窮する被災者や、
生活をする上で何らかの困窮を抱えた方々から、
相談支援員さんが相談を受け情報提供する他、
自立した生活を目指す方には、生活の立て直しやその他の生活課題など、
当事者の問題全体を構造的に把握した上で、支援ニーズに合わせてオーダーメイドで
個別的・継続的・制度横断的、寄り添い型、伴走型の生活再建支援をされています。
この支援事業を市民の方々に理解していただき、
市民の皆様から広く支援を獲得するためにも、
この事業に関心のある市民及び有志を募り、専門知識を提供し、
事業実施において支援者となる人材を育成することを目的とされた
講座が来月開催されます。
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あすくら 支援者養成講座
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【日時】
2012年9月14日(金)・21日(金)・28日(金)
9時50分~12時(受付9時30分から)
【会場】
青葉ビル 研修室(〒026-0024 釜石市大町3-8-3)
【内容】
個別的、継続的、制度横断的に寄り添う
伴走型の生活再建支援サービスを実施する上で
必要な各分野の知識を専門家を招いて学ぶ。
具体的には、DVと児童虐待、
障がい者への相談・就労支援、
あすからのくらしと社会包摂~寄り添い型支援手法、
訪問介護の現状、生活保護について、債務整理についてを
1コマ50分、1日2コマの開催。
【対象者】
関心のある方はどなたでも
【申込み方法】
下記電話、ファックスまたは電子メールにて、
2012年9月7日までに参加する方のお名前・所属(あれば)を
書き添えてお申込み。先着50名を受付。
受講決定通知はしないので、申し込んだ方は当日直接会場へ。
※受講料は無料。
※無料の駐車場はないので公共交通機関等のご利用をお願いいたします。
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【お申込み・お問い合わせ】
あすからのくらし相談室・釜石
〒027-0034 釜石市中妻町1-4-20 第一豊後(ぶんご)ビル 1階
電話:0193-55-5345 ファックス:0193-55-5344
メール:ks@yorisoi.jp
受付時間:月~金曜日までの10時から17時まで(祝祭日を除く)
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ご興味のある方は是非ご参加ください。
盛岡市三ツ割の「八百よろず屋ちいさな野菜畑」内に放射性物質の測定器を備えた研究所が6月開設しました。
今回の東日本大震災で岩手県でも津波による甚大な被害だけではなく、
放射性物質による被害も存在し、市民の放射能・放射線量被爆への関心は高まっています。
岩手県内の汚染状況は、地域により様々ですが、特に岩手県南部の一関・平泉・前沢・水沢などの地域には、
比較的高線量が計測される地帯があります。
こうした中、住民の有志らで出資し「EMF211型ガンマ線スペクトロメータ」という測定器を導入し測定を開始。現在は、一般の消費者や生産者を広く受け入れ、持ち込まれた食品や農作物の放射性物質を測定サービスを始めている他、岩手県内の農産物や土壌などを日々測定しています。一般市民や農家の個人などから測定しています。
測定には要予約で、牛乳パック1本分(1リットル)以上の細かく切り刻んだものが必要とのことです。
測定結果は団体HPを通じて公表しているそうです。
問い合わせは、「八百よろず屋ちいさな野菜畑」内 いわて食と農の情報室 019-661-7170
※いわて食と農の情報室→http://www.foodagrism.net/about/
宮城県内に拠点つ民間助成団体の一般財団法人地域創造基金みやぎさんより、
「子どもの参加・推進フォーラム」のご案内を頂きました。
このフォーラムは、こども☆はぐくみファンドの事業の一環として、子どもの参加の実践を広げるために、
東北3県(福島県、宮城県、岩手県)でフォーラムを開催。
他地域で取り組まれている子ども参加型の事例を共有すると共に、子どもたちが復興において果たせる
役割について考えるとのことです。なお、当法人も本フォーラムに後援させて頂いております。
現在募集中の助成金「こども☆はぐくみファンド」「フクシマ ススム ファンド」のご説明もあるとのことです。皆さまお誘いあわせの上、ご参加ください。
【詳細】
日時:8月29日(水)12時30分~16時30分
場所:岩手県民情報交流センター(アイーナ)
対象:0歳~18歳までの子どもの支援活動に従事しているすべてのNPO・任意団体(分野を問わず)や、
児童館・学校・教育委員会や子供関係機関等
主催:公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
問い合わせ:一般財団法人地域創造基金みやぎ tel. 022-748-7283(鈴木/根本)
※詳しくはこちら⇒http://www.sanaburifund.org/2012/08/5306/