私達、いわて連携復興センターは、主催である 東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)と連携し、
岩手県内外のノウハウ、ネットワークを結ぶ会議を行っております。
岩手県内の協働事例、また、過去の災害から復興へのプロセスについてのパネルディスカッション、
また、活動団体との交流が図れます。
是非、ご活用下さいませ。下記、主催者の案内です。
東日本大震災支援全国ネットワークでは、7月13日に「東日本大震災支援全国
ネットワーク(JCN)現地会議 in 岩手」を開催いたします。つきましては、現地支
援関係者の皆様、関係機関の方はぜひご参加くださいますようご案内いたします。
平成24年7月3日
5月18日に、もりおか復興支援センターの2階に、復興支援に関わる方のバックアップ機能として、
もりおか復興サポートオフィスが開設しました。
こちらのオフィスは、盛岡市の委託を受け一般社団法人東日本絆コーディネーションセンターが
運営しています。
パソコン、印刷機、作業テーブルが使用できるとのことで、会議前後の資料整理や
助成金情報や沿岸市町村の復興計画などの資料が閲覧・相談が出来るとのことです。
復興関連業務を行っている自治体職員や復興支援活動を行っている個人・NPO等、
支援団体の方のセカンドオフィスとして、お気軽にお立ち寄りくださいとのことでした。
これからさらに、岩手県内のつながりが必要になります。
北上市、盛岡市等のように、内陸市町村の役割も重要になってきます。
復興に向けて「オール岩手」体制で取り組んでいけるように、IFCも活動して参ります。
平成24年6月30日
大槌町にて「おおつちありがとうロックフェスティバル」が開催されました。
主催:大槌 STANDING STANDING
1年前の震災によって、沢山の悲しみと絶望の中、自分たちを勇気づけてくれた
大好きなロックと、岩手県内外の沢山の方々からの支援に感謝しようと、
大槌町の有志らで、このイベントは開催されました。
会場は、マスト屋上の「ありがとうステージ」と「えがおステージ」、
復興食堂の「おらがステージ」、大槌北小学校の「きらり絆ステージ」、3会場で行われ、
各会場では、地元の郷土芸能や被災したアマチュアバンド、有名なロックアーティストの方々が
歌とバンドで被災地に元気をくださいました。
ご出演頂いたアーティストの皆様、本当に有難うございました!
大槌高校の生徒さんが、4日間かけて焼き上げたというクッキーも来場者に配布されていました。
クッキー1枚1枚には、高校生からの感謝の気持ちが書かれた、手書きのメッセージが入っていました。
6月29日~30日まで、東京で行われた日本NPOセンター主催のNPO支援センター初任者研修に
参加してきました。
この研修ではNPO支援センター活動を始めてまだ間もない、概ね2年以内ぐらいの方々を対象に、
NPOとは何か・支援センターなどをしっかりと学ぶ研修です。
50名に迫る参加者が全国から集い、NPOについて学びました。
そして同時にこれだけの支援センターの方々が集まる機会も少ないので交流も大事なプログラムです。
参加者全員がそれぞれネットワークを広げていました。
ここで得たことやネットワークをしっかりと岩手の支援活動や復興へつなげていきたいと思います。
6月28日北上市で行われた、日本財団ROADプロジェクトの情報交換会に参加してきました。
このプロジェクトは寄付者や活動者、支援者などさまざまな立場の方々を支えるプラットフォームです。
復興に向け様々な団体が参加しています。
この情報交換会では岩手・宮城・福島からそれぞれの地域で活動する団体の方々が北上に介し、
各地域の状況や支援の現状などを共有しました。
岩手・宮城・福島と、課題や支援体制、置かれている現状は違います。
それぞれ現場での経験を通して、振り返りと共有をしっかり図る機会として、
とても有意義な時間となりました。
7月1日久慈市のやませ土風館多目的ホールにて行われた、
全国鉄道利用者会議2012年総会講演会「地域の復興に鉄道が果たす役割」に参加してきました。
主催:鉄道サポーターズネットワーク(NPO法人全国鉄道利用者会議)
講師を務められた鉄道アナリストの川島令三さんは、
「三陸鉄道の復旧が始まっているが、もとに戻すだけではもったいない。
公共交通として利用価値がある鉄道にするため、先駆的な技術の導入も検討してみては」
とのお話がありました。
また、当法人加盟団体でもあるNPO法人やませデザイン会議・田中議長からは、
普代駅・野田駅などで行っている朝市についてのお話がありました。
今回の講演会では、先般話題になっているBRT(バス高速鉄道)の話題にも触れるなど、
地域と復興、そしてそれに関係する公共交通について、とても貴重なお話を伺う機会になりました。
6月26日(火)・27日(水)に釜石市の沿岸広域振興局にて
NPO法人シニアパワーいわてさんによる
「被災地NPOなんでも無料相談会」が行われました。
この相談会は被災地で活動されている団体向けのセミナーとして
沿岸4地区で行わています。
シニアパワーいわてさんは中間支援事業としてNPO等の諸団体に対する
経理支援、総務支援や各種相談会を開催しており、
今回の相談会は当法人が受付および会場整理のお手伝いを
させて頂く形で参加させていただきました。
当日はシニアパワーいわてさん4名で、プロジェクターを
使用しながら分かりやすく親身に、NPO法人設立・会計処理・
労務の届出を説明されておりました。
今後の日程は、下記のとおり開催されます。
~被災地NPOなんでも無料相談会~
7月3日(火)13:30~17:00 沿岸広域振興局宮古地域振興センター
7月4日(水) 9:00~12:00 沿岸広域振興局宮古地域振興センター
13:30~17:00 大船渡市民文化会館リアスホール
7月5日(木) 9:00~12:00 大船渡市民文化会館リアスホール
ー被災地NPOなんでも無料相談会チラシ・申込用紙ー
この機会にNPOに関する経理や総務等でお困りの方は
ご参加いただければと思います。
第3回「NPOを磨く15の力」を6/25花巻市のなはんプラザと
6/26釜石地区合同庁舎で行いました。
主催:特定非営利活動法人日本NPOセンター主催
協力:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
前回ブログに記載通り、これは岩手・宮城・福島の被災3県で、
市民活動団体の組織基盤強化を目的として、人材育成を行うプログラムです。
いわて連携復興センターのメンバーが岩手事務局をさせて頂いております。
第1回目は集合研修として花巻市で行いましたが、2回目以降は、広い岩手で
沢山の皆さんにご参加頂く為、同じ内容を内陸と沿岸、2つの会場で開催しております。
第1回は基礎編、第2回は事業編に続き、第3回目の今回は、組織編として
開催いたしました。
認定NPO法人茨城NPOセンター・コモンズ 横田能洋氏と、
認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン 片山信彦氏に講師として来ていただき、
信用を得ながら継続できる組織作りについて学びました。
【次回開催】
第4回 花巻会場→7月6日 10:00~17:20 なはんプラザ
釜石会場→7月7日 10:00~17:20 釜石地区合同庁舎
●巻き込む力~組織編~
思いを受け止めて共感を広げるボランティアコーディネート
講師:水谷 綾(社会福祉法人 大阪ボランティア協会 事務局長)
●整える力~組織編~
安心・納得・自己実現の労務管理
講師:家村 啓三(東京都社会保険労務士会 理事/社労士家村事務所 所長)
●組む力~組織編~
健全で成果が出るパートナーシップ
講師:手塚 明美(特定非営利活動法人 藤沢市市民活動推進連絡会 理事/事務局長)
申込み(有料)は、添付の申込み用紙にご記入頂き、日本NPOセンターさんにFAX頂くか、
下記WEBより申込みお願いします。
http://www.jnpoc.ne.jp/form/15.html
また、1団体様、何名でもご参加頂けます(交通費自己負担・お一人1000円)
まだまだお席に余裕がございます。
日本NPOセンターさんをはじめとする、日本のNPOノウハウを結集して頂いております。
是非、ご参加頂き、ご活用下さいませ。
6月28日の午後より盛岡市にて、今年度初のいわてNPO中間支援ネットワーク会議が開催されました。
(いわて連携復興センターも昨年度より加入しております)
総会という位置付で、岩手県内で加入している15団体が昨年度の実績や、
次年度の計画について議論が行われました。
広い岩手県ですので、全県からメンバーが集まる機会も数回ですが、貴重な情報交換等の機会です。
いわて連携復興センターは一番新しい加盟団体です。岩手のNPOの力を結集して復興へ寄与していきます。
本日は、岩手県と「ICTを活王した地域活性化協働プログラム」の覚書を締結した、
日本マイクロソフトの担当の方にお出で頂き、岩手県における、「NPO基盤強化プログラム」
についてご説明頂きました。
いわてNPO中間支援ネットワークとしても、共に取り組ませて頂きます!
津波の爪痕は今も深く、浸水地域ではその活用がどのようなものになるのか、
難しい状況が続いています。
更地と化したまま手つかずで、荒れ地になろうとしているところも
多いのが現状です。
そんな中住民が立ちあがり、浸水地域の景観を守ろうとする動きがあります。
岩手県大船渡市に拠点を置く『NPO法人越喜来の景観形成と住民交流を図る会(通称:リグリーン)』
をご紹介します。
更地から荒れ地になろうとする土地を牧草地化し、
綿羊を放って景観形成を守る取り組みです。
同時に、仮設やみなし仮設、在宅などさまざまな状況が生まれてしまった地域に
もう一度住民交流を取り戻すことも目的としています。
地域住民の復興へ向けた動きを、応援していきたいと思います。
岩手県沿岸広域振興局(所在地:釜石市)の4F大会議室の前では、
写真の様に、「復興カメラ」パネルが展示されています。
この事業は、釜石のアットマークリアスNPOサポートセンターが
岩手県沿岸広域振興局の「地域コミュニティ再生事業」を受託し、
その一環で行っているそうです。
この他、「キックオフ」などの情報誌も上記事業で行っており、
釜石、大槌エリアのNPOの情報発信も担ってらっしゃいます。
こうした、他団体さんの活動報告も今後、あげさせて頂きます。
震災から1年が経過し、家を流された方の多くは仮設住宅暮らしを余儀なくされています。
こども達も同様、限られた仮設のスペースで勉強したり、友達と語らう場が失われた生活を
余儀なくされています。
今回はそんなこども達にサンマを提供する「こどものエンパワメントいわて」
の浅石さんにお話を聞きました。
サンマといっても秋の味覚のあれではないです。
三間(サンマ)とは・・
◆空間・・・「学びの場」として安全・安心な教室があります
◆時間・・・平日の放課後や休日に学習時間を確保します
◆仲間・・・一緒に遊ぶ仲間だけではなく、教育現場の経験をもつ学習支援員、
若さと元気いっぱいの大学生・・心強い仲間がいます。
こどものエンパワメントいわては、週に数回、地域の教育委員会や社会福祉協議会と連携し、
放課後ないし週末の自習の場や、友達と話しながら取り組める場の提供をしています。
ここに集うこども達が求めているのは、落ち着いて勉強できる環境や、友達との語らいの場です。
大学時代は福祉サービスを学んだという浅石さん。
「将来的に福祉を通して震災を振り返りたい」と語ってくれました。
福祉フォーラム東北は、東日本大震災からの復旧・復興をめざし、
地域のこどもから高齢者まで誰もが安心して暮らせる地域社会づくりに取り組んでいます。
地域・行政・NPO・企業など様々なセクターを超えた連携をめざし、保険・医療・福祉が
一体となった事業所の開設に取り組んでいます。
陸前高田市米崎町のプレハブに暮らす同団体の佐藤一仁さんにお話を伺いました。
プレハブの隣には畑があり、地域の方々とともにつくりあげるかたちになっています。
早朝から地域の方が立ち寄り憩いの場ともなっていました。
今後は障がいを持つ子どもや、高齢者の方などを含む地域住民全体という包括的な福祉サービスを
展開する拠点となります。同様の活動をされている団体や、何か一緒にできる方がいれば
ぜひつながりたいと語っていただきました。
平成24年6月16日
日本財団主催のCANPAN・NPOフォーラム「本気の情報発信!白書とブログ」に参加してきました。
当日は、約80名の方々が参加し、情報発信としての「白書」と「ブログ」の有効性や
意味について学んできました。
基調講演として、「『薄書』でいいから白書を出そう!」と題し、
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 川北秀人氏から、
「NPOは、1歩先の視点・半歩先のプログラム」
「中間支援は、2歩先の視野・1歩先のプログラム」
を考える必要があるというお話しがありました。
確かに、どういう活動をするのかも大事だが、どう周りに影響を与えるかということが
もっと大事だと思います。
次の調査報告では、日本財団 山田泰久氏から、CANPANブログを通じ、
「ブログを開設したのに更新していないという団体が沢山いらっしゃる」
「情報収集するには、まず自分達の活動を情報発信しないと応援する人も集まらない」
というお話しがありました。
パネルディスカッションでは、 「白書とブログで何が変わったか」について
吉岡さんと山本さんから、活動の事例を踏まえて発表して頂きました。
コーディネーター:IIHOE 川北秀人氏
パネリスト:特定非営利活動法人マドレボニータ 吉岡マコ氏
NEWVERY 山本繁氏
「白書」を出すことによって、自分達の活動を広く知ってもらうきっかけになり、
応援してくださる方も増えてきたとのことです。
午後は、2つの分科会に分け、
分科会1では、IIHOE 川北氏が「あなたの団体が取り組む課題の白書づくり勉強会」と題し、
団体が取り組む課題を具体的・視覚的に明らかにすることで、
課題解決の重要性とその支援の必要性を伝えるための白書づくりの手法について
学びました。
分科会2では、日本財団 山田氏「ブログユーザー会議」と題し、
「CANPANブログ白書」を題材に、自団体のブログの内容と運用を振り返り、
参加者同士でよりよいブログについて共有しました。
私たちNPOに求められるのは、活動団体としての役割の他に、
取り組んでいる分野や地域のことを伝えていく「メディア」としての役割もあります。
中間支援活動をしている私たち、いわて連携復興センターはまさに、
「メディア」としての役割で、地域で活動している団体の情報を
「多方面」に「リアルタイム」で発信していき、地域を応援してくださる方を、
もっともっと増やしていく活動を続けてまいります。
東北未来創造イニシアティブでは、内閣府・復興支援型地域社会雇用創造事業を活用し、
起業・経営の経験者によるメンタリングにより、復興のリーダーとなる起業家を育成することを目的とした
インキュベーションプログラムを展開します。
具体的には、新たな未来を切り拓く起業家人材を、
釜石/北上地区、気仙沼地区、仙台地区、石巻地区、福島地区の
5つの地域サテライトで実施する起業プランコンペティションで発掘し、
そこで選出された方々と起業支援契約を締結させていただき、
約半年の期間、個別メンタリング、相互触発の場の提供、
支援者とのマッチング等を中心とした、起業に至るまでのきめ細やかなサポートを提供していきます。
釜石/北上地区に関しては、特定非営利活動法人いわて連携復興センターが事務局となります。
ご不明な点や、少しでも興味お持ちの方は、お気軽にお問合せ下さい。
↓概要の詳細はこちらをご確認ください↓
【釜石/北上コンペティションスケジュール】
6月19日(火) 起業プラン応募締切(6/23のコンペに参加できる方限定となります)
6月中旬 書類審査
6月23日(土) 釜石・北上サテライト起業プランコンペ(プレゼン形式)
7月中旬 支援対象者決定 支援契約締結し、支援開始
7月21日(土)「社会イノベータ公志園」決勝大会参加 @気仙沼・市民会館
22日(日)「創造的復興フォーラム」参加
8月 第一回相互支援会 @東北大学 片平キャンパス
11月 第二回相互支援会 @東北大学 片平キャンパス
2月~ 起業手続き
●●釜石/北上コンペティション開催概要●●
書類(履歴書及び職務経歴書、エントリーシート)により応募いただいた方の中から、
一次選考として書類審査を行い、通過された方に地域ごとに行われるコンペティションに参加いただき、
プレゼンテーションをしていただきます。
◆募集期間
平成24年5月18日(金)~6月19日(金)
◆書類選考
書類選考の結果は、平成24年6月下旬までに、応募者宛にご連絡します。
◆起業プランコンペ
日時:平成24年6月23日(土)14:00~17:00
会場:NPO法人いわて連携復興センター 北上サテライト2F
◆起業支援対象者の決定
起業支援対象者4名(予定)を決定し、個別に支援契約を締結します。
●●コンペ応募資格●●
・2012年度内に起業する意思のある方
・起業プランコンペティション当日に参加できる方
・現在、他の「起業に向けた助成金や支援プログラム」を受けていない方
・18歳以上の方(高校生不可)
●●対象となるプラン●●
・ビジネスの手法を使い、東北の復興に繋がるプランであること
・新規の事業プランであること(既存事業の単なる立て直しは対象となりません)
・東北において雇用を創出するプランであること
・建築・土木事業にあたらないこと
・現在および過去に他の「起業に向けた助成金や支援プログラム」を受けていないプランであること
◆審査基準 *5つの基準を基に総合的に判断いたします。
ア 社会性(地域における課題の重要度合、事業が地域全体へ及ぼすインパクト)
イ 新規性(革新性、スケーラビリティがあるか)
ウ 事業性(実現可能性があるか、持続可能なビジネスモデルであるか)
エ 雇用創出効果(短期的、中長期的に雇用を生み出すものか)
オ 人間性(起業家として、人々の共感や信頼を獲得できるか)
●●応募方法●●
・提出物:①履歴書および職務経歴書
②エントリーシート(ダウンロード先 http://www.tohokumirai.jp)
・提出方法:以下宛に、E-mailにてご提出ください。
kuzumaki@ifc.jp info@tohoku-mirai.net
NPO法人 いわて連携復興センター内
「東北未来創造イニシアティブ/釜石北上サテライト 起業プランコンペティション」事務局
・締切:平成24年6月19日18:00必着
・釜石/北上コンペティション問い合せ先:NPO法人 いわて連携復興センター内
「東北未来創造イニシアティブ/釜石北上サテライト起業プランコンペティション」事務局 担当:葛巻
◆イニシアティブ全般にかかわる問合先
社団法人東北ニュービジネス協議会 東北未来創造イニシアティブ 統括運営事務局/事務局長 大友清之
電話:022-261-5817 HP:http://www.tohokumirai.jp
6/7-6/8中越地震で被害を受けた地域を視察してまいりました。
地震以前の現地の様子から、地震当時、そして復旧・復興過程、
それを経て今を学びました。
公営復興住宅の様子です。(旧山古志村竹沢)
豪雪地帯なので高床式のものもあります。
こちらでは復興住宅は、それに入居する個人を決めてから
建設されたそうです。
県産材を用いた素敵な家でした。
情報交換会の様子。
県、市町村、研究機関、支援団体などの
さまざまなセクターの方々と情報交換をしました。
住民との合意形成や、復興基金のつかいかた、コミュニテイ再建時の留意点など、
当時の経験から多くの学びがありました。
いわて連携復興センターとしても、
この先進事例から岩手への教訓を整理し、
これからの復興支援活動につなげていきたいと思います。
この写真は今回訪れた、旧山古志村の風景です。
棚田と美しい自然が広がる素敵なところです。
岩手も同様に、素敵なところがたくさんあります。
私たちはこれからもこの故郷岩手のために、早期復興を目指して活動して行きます。
平成24年6月6日
昨年度より、仮設住宅のコミュニティー運営支援のお手伝いとして
「大船渡市仮設住宅運営支援事業」及び「大槌町地域支援員事業」、
「釜石市仮設住宅支援連絡員事業」に、当法人も協働チームとして参画して参りました。
その中でも、NPOや各地の支援員、外部支援状況や団体内の課題共有をする
情報交換会が必要と考え、大槌・釜石・大船渡の仮設住宅で支援活動を行っている団体へ
お声がけさせて頂き、いわて連携復興センターが主催する形で、「大槌・釜石・大船渡の
仮設住宅支援に関わる情報交換会」を開催させて頂きました。
会議では、まず北上市沿岸地域被災者支援室の小原リーダーより、
大槌町、大船渡市で展開している仮設住宅支援員事業への北上市の参画スキームを
ご説明していただき、次に、特定非営利活動法人いわてNPO―NETサポートの菊池氏より、
『支援員は、あくまでも「お手伝い」と「繋ぎ役」』など、各地の支援員事業のスキームや機能、
役割についてご説明頂きました。
各地域の仮設住宅支援の事業報告としては、大船渡市、大槌町、釜石市の仮設住宅連絡員事業の統括から、
現在の状況についてお話しして頂きました。
最後に、各団体からの情報提供および質疑では、特定非営利活動法人遠野まごころネットの
多田氏からは、「復興の様子や支援ニーズは日々変化している。私たち支援団体は、
その変化を予測して行動しなければならない」と話されていました。
今後も、被災者に対して必要な支援を、迅速かつ適確に行うため,支援団体との
情報提供・共有を行いながら活動していきます。
5月26、27日
株式会社パソナ様から社会貢献の一環として
NPO等復興支援活動をしている団体の
情報発信として東北六魂祭の出店ブースをご提供頂き、
沿岸地域の市民活動団体の情報発信と各団体の商品販売をしてきました。
【六魂祭~出展団体~】
・SAVE TAKATA
・一般社団法人おらが大槌夢広場
・特定非営利活動法人まちづくり・ぐるっとおおつち
・宮古災害復興支援活動チーム M.A.D
・NPOみんつな
当日は、天気にも恵まれ、県内外から沢山の観光客の方々に、
私たちの活動を発信することが出来ました。
5月23日いわて連携復興センターの総会を開催させていただきました。
総会には多くのご来賓の方に来ていただき、
皆様に1年間の我々の活動の様子をご報告させていただく形で進みました。
最初に震災からこの1年間活動と、その振り返りをしっかりと行い、
私たちは何をなすことができたのかを、事業報告・決算にてご報告させていただきました。
次に、これからさらに変化するであろうNPOや地域コミュニティのニーズ・支援の在り方に柔軟に対応し、
住民が主役となるよう活動する道筋を、事業計画・予算にて明示させていただきました。
私たちはたくさんの方々に支えられ、活動しております。
皆様のお力添えにこたえられるよう、
これからも一層復興に向けた活動をしていきたいと思います。