4月27日に岩手県沿岸広域振興局宮古地域振興センター1階3会議室にて、
第1回宮古地域ネットワーク会議(仮)を開催いたしました。
宮古市内で震災復興支援活動をしているNPO・NGO・行政・社協など、
各団体の活動状況、課題共有の為、社会福祉法人宮古市社会福祉協議会主催、
いわて連携復興センターが共催する形で開催いたしました。
当日は19団体、30名の方々にご出席いただき、活動内容の情報共有・
課題出しをすることが出来ました。
集会場未設置のコミュニティ支援、仮設住宅⇔在宅⇔みなし仮設の格差について
現状課題としてあげられました。
また、市民活動センターのように支援活動をする団体の活動拠点も
必要ではないかとの意見もありました。
課題出し所では、各団体との連携や、情報交換の場も必要との声もあり、
本会議もその役割が果たせたらと思います。
いわて連携復興センター北上サテライト新事務所 移転のご案内
活動の記録 - 2012年04月01日
早春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
東日本大震災から1年が経過し、その間、被災地支援にご協力頂いております。
関係各機関の皆様や、県内外のNPO・NGOの皆様、また個人団体を問わずに活動なさっている皆様に厚く御礼を申し上げます。
このたび震災から1年という節目の時期に、朝日生命保険相互会社様のご厚意で事務所を移転し、新事務所を開所することとなりました。
*これまでは、北上市さんのご厚意で、きたかみ震災復興ステーションさんの一画を間借りさせて頂いておりました。
2012年3月19日(木)
おでってプラザ3階にて、被災地支援シンポジウム「これからのボランティア活動を考えよう!」に
参加してきました。
基調講演では、NPO法人シーズ加古川の田中代表より、「震災一年後からの支援活動」と題し
発表頂きました。
阪神淡路大震災の教訓として、「10年先になっても自立した市民活動がように、
お金をプールしておくことも重要」そして、今後の震災時に備えて支援団体が
それぞれがどういった活動をしてきたのかの記録をきちんと残しておくことも重要である
とお話し頂きました。
後半のパネルディスカッションでは、それぞれの団体がこれまでの活動報告と今後の課題の発表でした。
これからのくらし仕事支援室の吉田直美室長からは、「被災者と一番近くで活動しているボランティアの人が、
いち早く被災者のSOSをキャッチして繋ぐべきところに繋いでほしい」と述べられていました。
建設物など目に見える復興にはお金や時間が必要であり、目に見えない心の復興にはお金と時間と共に、
人が人を支える支援が必要となってきます。
私たちいわて連携復興センターも、被災地岩手の一日も早い復興の為に、情報の共有化や問題の洗い出し・
共有など支援団体と連携しながら復興支援活動に取り組んでまいります。
2012年3月17日(木)水沢公民館にて、奥州♡絆の会主催の
「奥州♡絆の会 交流会 3.11を忘れない Remember3.11」に参加してきました。
当日は、奥州市内への内陸避難者の方や陸前高田広田市の住民、関係団体など、
約70名の方々が参加されていました。
広田地区コミュニティ推進協議会:黄川田会長からは、
震災時の消防団員の活動について発表がありました。
「先入観に左右されず、『高い所へ避難』という教えが必要である」
「日ごろから連絡方法を確認しておく必要がある」と日ごろの防災意識啓発について
のことです。
奥州♡絆の会は、震災後から陸前高田市広田町に支援に入っています。
その活動の報告と、今後も活動予定を発表して頂きました。
現在の取り組みとして、その中でも、小学校に
全体ワークでは、「こんな風な支援・ボランティアがほしい、いらない、届いてない」
について各テーブルで話し合いました。
その中で、近隣同市のつながりが必要、男の人の居場所・手仕事作りが必要との意見も出ました。
最後に、奥州♡絆の会からは、
「いろいろな小さな連携を大切にし、私たちができることをきっかけに大きな輪に繋がってほしい」
とのお話しを頂きました。
私たちいわて連携復興センターでも、各支援機関と連携を取りながら、被災地域の住民が主役の
復興へ向けて取り組んでいきたいと思っております。
平成24年3月12日
遠野浄化センターにて行われた、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)主催の支援者の
こころのケア講習会に参加しました。
千葉県スクールアドバイザーもされている白石仁美氏を講師に、
効果的なコミュニケーションスキルトレーニングを実践研修として学びました。
研修当日は、直接被災者と関わることが多い、復興支援活動に取り組む団体等が参加されていました。
「心に届く話し方、心を開く聞き方」を実際にペアになった人同士で会話の仕方を確認し合いながら、
「こうした方が聞いてもらいやすい」「こうした方がもっと話しやすかった」など、
実際お互いの立場になって話をしてみることによって、双方の目線での気持ちを知るきっかけにもなりました。
今後の活動に活かしていきたいと思います。
お世話になっておりますみなさまへ
本日、3月11日をもちまして、東日本大震災の発生から一年となりました。
これを機に、普段から同じ理念で活動しております、みやぎ連携復興センター、
ふくしま連携復興センターと共に「共同宣言」を出すことといたしました。
JCN現地会議in岩手
活動の記録 - 2012年03月06日
去る3月6日、JCN現地会議in岩手を、東日本大震災支援全国ネットワーク(JCN)主催のもと
いわて連携復興センター共催で「長期的な支援」をテーマとして開催させていただきました。
当日は約170名の方にお越しいただき、活発な議論の場となりました。
JCN現地会議~会場アクセスのご案内~
活動の記録 - 2012年02月28日
お世話になっております。
3月6日に行われます「JCN現地会議」へ沢山の方から参加お申込み頂きまして、
誠にありがとうございます。
まだ、席の余裕がありますので、ご検討中の方は、早めのお申込みを宜しくお願い致します。
お申込みはコチラ⇒http://kouikinet.jp/ej_meeting3/
前回まで、内陸での開催でしたが、今回は沿岸(大槌)での開催となります。
県内外からお越しいただくということで、内陸(花巻)から会場となる大槌町役場中央公民館
までのでアクセス方法をアップいたします。
ご参考になればと思います。
*公共交通機関の時間の遅れ等は、こちらでは責任をとりかねますので、ご了承下さいませ。
大槌町役場 中央公民館地図URL
http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=39.35935012&lon=141.90174321&ac=03461&az=8.132&z=18
【アクセス】
❶ 新花巻駅→大槌町役場・・・95km、、車で2時間15分(天候により変動あり)
❷ 新花巻駅→釜石線(電車)→釜石駅→バス→大槌町役場
① 新花巻駅9:27発(乗車券のみ。片道1620円)
② 釜石駅11:04着
③ 岩手県交通 「道の駅・山田」行 12:00発
④ 12:23着「中央公民館入口」下車(片道400円)
⑤ 大槌町役場まで、徒歩5分
⑥ 大槌町役場から会場まで徒歩3分(急な坂道となります)
*交流会場までは、中央公民館より徒歩約5分となります。
~帰り~
・中央公民館発 17:33発.18:38発,19:23発(←最終バスです)
・釜石駅発新花巻駅行 17:42発⇒19:42着、19:18発⇒21:13着(←終電です)
※ 会議終了後にアクセス可能な電車はこの2本のみです。
・釜石駅発で20:08発の電車もありますが、遠野駅止まりとなります。
【注意】
※北上→釜石道中の「田瀬大橋」工事中につき、花巻からのアクセスが良いかと思われます。
※花巻から大槌まで、釜石を通らないルートもあるのですが、(笛吹峠を通るルート)冬期間につき、
危険ですので、通らない方が良いかと思われます。
道路が凍結している場合もございますので、時間の余裕を持ってお気をつけていらして下さい!
『傾聴』講習会に参加してきました。
活動の記録 - 2012年02月24日
「現地会議 in 岩手」ご案内
活動の記録 - 2012年02月23日
NPO初級労務・会計セミナー
活動の記録 - 2012年02月21日
東北復興写真展とは、
被災3県で復興のため活動されている地域の方々によって結成された団体を、
3/11パリユネスコ本部で行われる復興写真展で展示。
写真提供協力団体からは、「いま世界に伝えたいこと」をテーマに写真とコメント頂き、
東京外国語大学の専攻語である26専攻語に翻訳してご紹介しているそうです。
* 写真提供団体として、岩手県からは、
一般社団法人SAVE IWATEさん、奥州♡絆の会さんが参加されています。
http://unesco311.japonaide.org/ja/exposition-photographique-tohoku/
Tohoku 10×26 Windowsとは、
震災一周忌まであとひと月という節目の2月11日に、多言語HPを開設。
東北復興写真展にてご紹介する写真と、26言語に翻訳したご紹介文を
ホームページでも見ることができます。
http://www.tufs.ac.jp/st/club/tohoku260windows/
チャリティーコンサートとは、
写真展に合わせて、パリ・ユネスコ本部にて国際的に活躍する
指揮者・佐渡裕さんがご登壇され、メモリアルコンサートを開催するそうです。
被災地の地域の人たちによる復興支援団体の活動を、世界中に発信することにより
日本人にはもちろんのこと、日本に関心を寄せてくれている外国の方々からの
ご関心を寄せていただく機会となり、現実的支援に繋がればと思います。
「三陸きずな商店」にお邪魔してきました
活動の記録 - 2012年02月06日
釜石仮設団地支援情報交換会に出席してきました
活動の記録 - 2012年01月18日
おらが大槌復興食堂へ行ってきました
活動の記録 - 2012年01月06日
大槌臨学舎へ訪問してきました
活動の記録 - 2012年01月06日
大槌町パワーコミュニケーション情報交換議会に参加してきました
活動の記録 - 2012年01月06日
大槌町パワーコミュニケーション情報交換議会に出席
主催:特定非営利活動法人まちづくり・ぐるっと大槌
協力:特定非営利活動法人遠野まごころネット
場所:大槌町中央公民館
はじめに、ぐるっと大槌の小向代表から開会の挨拶を頂き、その後各団体から、
これからの取り組みとして、地元大槌で活動されている4団体から発表して頂きました。
・特定非営利活動法人吉里吉里国 芳賀さん
・一般社団法人おらが大槌夢広場 阿部さん
・特定非営利活動法人まちづくり・ぐるっと大槌 小向さん
・特定非営利活動法人遠野まごころネット 臼沢さん
ファシリテーター:遠野まごころネット 多田さん
吉里吉里国の芳賀代表からは、
地域文化を見直し、再起の足掛かりとして手つかずの人工林整備での取り組みについて
発表して頂きました。
不要材や葉っぱを有効活用することにより、自立支援、職場確保などの手助けになるようになり、
昨年末には、建築用に使えるマルタを1度出荷したそうです。
今後の取り組みの一つとして、地域の幼児・小学生を対象に、森林教室を開催し、色々な体験を通じて
「故郷で生きていく誇り」を見出してほしいと話されていました。
この先も活動を続けていく中で、「答えは現場にしかない」という想いを強調されていました。
おらが大槌夢広場の阿部代表からは、
11月11日にオープンした「おらが大槌復興食堂」の活動について、発表して頂きました。
外部団体の受け入れ窓口となり、大槌の伝統的な文化の発信や情報発信の場、
元々の繋がりを再築するために復興食堂がその場所となり、
最終的には、独立・自立をしていくときのプラットフォーム的な役割としていきたいと発表されました。
ぐるっと大槌の小向代表からは、
仮設住宅を中心とした活動について発表して頂きました。
移動販売、移動支援、就業支援などを通じて声掛けや見守りを行い、
外部とのふれあいの機会創出をしているそうです。
今後の活動の一つとして、コールセンターや大槌浜菊復興物語プロジェクト(仮)について
説明してくださいました。
浜菊を大槌からの発信の道具として、色々な効果をもたらす復興の糧にしたいと発表されました。
まごころネットの臼沢さんからは、
空室の仮設店舗を活用した、地域活性化を図る為の取り組みについて発表して頂きました。
コミュニティビジネスサポートセンターを開設し、人々が集える場として起業支援、
ビジネス相談等を行い、商店街を地域の一つとして捉えた支援をすると同時に、
NPO等各団体の情報受発信の場として地域活性化を図っていくと述べられていました。
各団体の発表後、
ケア・インターナショナルジャパンの岡野さんより、
「実際このような会議で、支援に結びついたケースもあり、自分たちが持っているリソースを
一番いい方法で提供し、後方支援のような形で支援していきたい」と話されていました。
MOONBOWの石田さんからは、「3・11手つなぎプロジェクト」について。
北上市沿岸地域被災者支援プロジェクトチーム:小原さんより、緊急雇用事業を活用した
地域づくりサポート大槌町地域支援員配置事業について発表して頂きました。
最後に、いわて連携復興センターの葛巻より、
3月6日に行われる「JCN現地会議in岩手」(場所:大槌町中央公民館の予定)の開催について
ご案内させていただきました。
今までは内陸で活動している支援団体が中心でしたが、今回は地元の団体の情報発信の場として
開催する方向であります。
今後の支援においては、地域で立ち上がった人達のサポートスタンスにフェーズ転換し、
地元ニーズによって作られる地元再生を支援していくことが大切だと感じました。