3月28日、盛岡市にて「いわて缶詰力向上委員会」というイベントを開催いたしました。
こちらは、いわて連携復興センターが推進しているNPOと企業、
そして市民の連携を促進していくプロジェクトである「いわてトライアングッド」の一環で開催したもので、
今回は、岩手で最も有名な缶詰の一つである「cava缶」の開発経緯や知られざる復興への思いなどを
岩手県産株式会社さんにご紹介いただき、
また、今年の一月に設立されたNPO法人フードバンク岩手さんからは、
缶詰(ある程度保存のきく食品)の寄附という使い道に関してご説明いただきました。
岩手県産さんからは、
「cava」とはフランス語で「元気?」という意味があり、
震災後、世界中から寄せられたそのような励ましの言葉にいつか応えたいという思いが
商品名には込められているなどのご紹介をいただきました。
また、フードバンク岩手さんからは、
賞味期限内でまだ食べられる食料を生産者や市民の皆様からご提供いただき、
また、印字ミスや箱の破損などで販売できない食品も企業などから寄贈いただくなどして、
それを生活困窮者や児童・障がい者施設などに無償で提供する活動のご説明を
ユーモアも交えながらしていただきました。
参加者はNPO等の団体や企業、また学生の方など幅広く、
それぞれ参加目的は違えど、交流を深め、今後の連携にも期待できそうな雰囲気がありました。
いわて連携復興センターとしては今年度も引き続き「いわてトライアングッド」を推進してまいりますので、
このようなイベントの実施など、NPOと企業、
そして市民の皆様の連携促進の一助となるような活動をしていきたいと思っております。