東日本大震災から1年6か月が経過し、様々な団体による支援活動が被災地で行われています。
その支援団体同士の情報交換の場として、各地でネットワーク会議が立ち上がり、
その場で生まれた繋がりが新たな支援へと繋がってきています。
一方、沿岸だけではなく、内陸に避難されている方々の支援にも様々な団体が活動しており、
沿岸部同様、その取り組みや課題を共有することで、今後の支援への底上げに繋がると共に、
団体同士の関係構築の後押しの場となることを目的とし、10月11日、いわて連携復興センター
北上サテライト2階にて、本会議主催・開催させていただきました。
当日は、内陸避難者支援を行っている団体の代表ら約15名にご参加いただき、事前アンケートに基づく
各団体の取り組みを共有したほか、内陸避難者の現状や、今後の会議の方向性について話し合いました。
会議の中では、具体的な課題に対しての情報共有の方法や戻りたい方と内陸に住み続けたい方、
両方への支援の必要性、また内陸避難者支援を行う中での就業や生活困窮者への支援課題についてなど、
様々な意見が交わされました。
この会議は今後も継続して行う予定であり、今回の意見交換を通じて、情報共有の場の必要性を改めて感じた
会議となりました。
2012年10月12日(金) 岩手日報 掲載
2012年10月12日(金)岩手日日 掲載