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研修報告

3月11日、盛岡市東日本ホテルにて、「地域を応援する 被災地を支援する あったか いわて 異業種交流会
」を開催しました。
この交流会は、「地域から孤立を防ぐ」をキーワードに、市民と企業の新たな繋がりを目指すことを目的として、
地域福祉活動を支援する「赤い羽根共同募金」と復興支援を進める中間支援NPO「いわて連携復興センター」が協働で開催いたしました。
また、開催日は、「あの日を忘れない」という思いを再確認する意味で、3月11日に開催しました。

当日は、150名程の県内企業や支援団体が参加されていました。
第1部の「地域で活動する団体プレゼンテーション」では、
今回、「あったかいわてプロジェクト~地域みまもり応援基金~」で「地域で孤立をなくす活動」と
「社会福祉協議会による東日本大震災被災者支援事業」に提案し取り組んでいる各団体より
活動紹介がありました。いわて連携復興センターも日々の活動や、
現在取り組んでいるトライアングッドの取り組みについてご紹介させていただきました。
トライアングッドとはこちら→http://www.ifc.jp/news/notice/entry-1221.html


その後の特別講義では、ファン度レイジング・マーケティング代表 東森 歩 氏より
「共感を集める“寄付つき商品の”作り方」と題し、お話頂きました。
「ファンドレイジングの成功のカギは『想いの共感』です。
楽しい!(FUN)とか、応援したい!(FUN)を増やし、
共感度を上げていく。共感の連鎖が企業の価値を高めてくれる」とのことでした。


様々な団体や企業の方々と交流ができ、今回繋がることが出来たご縁を今後の活動に活かしていきたいと思います。

下記、あったかいわてプロジェクト参加団体の取り組みです。
是非、じぶんの町をよくするしくみ、赤い羽根に是非みなさまの温かいご支援をお願い致します。



『あったかいわてプロジェクト~地域みまもり応援基金~』
募金目標額:1,108万円
募金機関:平成27年1月1日~3月31日

みなさんからの募金は、東日本大震災被災者支援を含む9つの地域課題解決を図る活動に役立てます。


【地域で孤立をなくす活動】
■認定特定非営利活動法人岩手県青少年自立支援センター「ポランの広場」(盛岡市)
<解決したい課題>
不登校の子どもやひきこもりの若者が自己肯定感を作り直し、自立に向けて歩き出すこと

<活動内容>
相談・カウンセリング活動、社会に出るのが困難な若者の居場所の提供、若者たち及び不登校・ひきこもりに悩む親同士の交流、学習会の開催など

<募金の主な使いみち>
交流会・学習会開催経費、「ポランの場通信」発行費

<課題解決事業>
不登校・ひきこもりの親子・若者の自立支援事業

<目標額>
50万円

■特定非営利活動法人パワーアップ支援室(盛岡市)
<解決したい課題>
北上市相去町日下香地区のコミュニティの再生
※自殺や孤立死、ひきこもり、住民や地域の孤立、住民間の交流の減少

<活動内容>
伝統行事の再開による地域内交流、多世代交流、座談会、かわら版による情報共有、見守り活動など

<募金の主な使いみち>
太鼓の購入、かわら版・座談会資料作成費

<課題解決事業>
児童や住民との協働によるコミュニティの共創及び地域環境整備事業

<目標額>
43万円

■特定非営利活動法人サンガ岩手(盛岡市)
<解決したい課題>
東日本大震災被災地における高齢者の孤立感や不安の解消

<活動内容>
大槌町の仮設住宅で暮らしている高齢者への傾聴活動、こころの相談室の開設、住民交流会、ものづくり教室の開催、広報紙による地域情報の発信など

<募金の主な使いみち>
ものづくり教室開催経費、カフェ活動費、広報紙発行費

<課題解決事業>
被災地における高齢者に対するこころのケアと住民交流会活動

<目標額>
151万円

■特定非営利活動法人みやこ自立サポートセンター(宮古市)
<解決したい課題>
自立に困難を抱える若者の孤立防止及び自己否定感の解消

<活動内容>
自立に困難を抱える若者の居場所の設置、本人及びその家族への相談支援、自立に向けたさをり織り(機織り)や農業体験、交流会・レクリエーションの実施など

<募金の主な使いみち>
居場所・相談室会場費、相談員・機織り指導者謝金、さき織り材料費

<課題解決事業>
自立に困難を抱える若者に対する居場所と中間就労のための事業

<目標額>
170万円

■社会福祉法人北上市社会福祉協議会
<解決したい課題>
地域における社会的孤立の解消

<活動内容>
☆生活困窮者フードバンク運営事業
市民の皆さんから保存のきく食品を寄付いただき、当面の食糧がない方々に提供し、支援を行う
☆学習支援事業
学校以外で十分に学習することができない児童や生徒に学習支援や居場所づくりを行う
☆ひとり親ネットワーク支援事業
交流イベントの実施やネットワークづくりを行い、ひとりで悩み・悩まない環境づくりを行う

<募金の主な使いみち>
学習支援の子供達のテキスト代、ひとり親交流会開催経費など

<課題解決事業>
暮らし応援ハンドinハンド事業

<目標額> 
100万円

【社会福祉協議会による東日本大震災被災者支援事業】
■社会福祉法人 陸前高田市社会福祉協議会
<解決したい課題>
通院や買い物などのための市内の移動が困難な高齢者、障がい者への移動支援

<活動内容>
利用登録、予約を行った高齢者、障がい者を陸前高田市社会福祉協議会の車両を使い、無償で自宅から市内の目的地まで送迎

<募金の主な使いみち>
使用車両のリース料、整備・車検費用、任意保険料、燃料費

<課題解決事業>
福祉無償運送事業

<目標額>
136万円

■社会福祉法人 大槌町社会福祉協議会
<解決したい課題>
町外に余儀なく避難している方の孤立防止と人口流失の防止

<活動内容>
避難者とふるさと大槌の絆をつなぐきっかけづくりとして、「おおつち祭り」に町外避難者を招待、復興状況の説明、交流会及び写真返却展の実施 など

<募金の主な使いみち>
開催案内作成費、送迎バス借上料、避難者宿泊費(交流会費を除く)、写真返却展開催費

<課題解決事業>
おおつち祭りで会いましょう!

<目標額>
188万円