7月11日(土)に東京の立教大学・池袋キャンパスで開催された「陸前高田NPOキャラバンin東京」に
参加しました。
2011年3月11日から4年が経過した中で、これからも私たちがつながり続けるための可能性を
NPOと行政の視点から提案するというものでした。
当日は、陸前高田市内のNPO等11団体が参加し、一般参加者が170名。入場料はドネーション付き
チケットで、入場料の一部を「応援したい」団体に寄附できるシステムのチケットでした。
まずは、戸羽 太 陸前高田市長の基調講演、次に市長とNPOのディスカッションがあり、
『これからの4年、NPOは他のアクターとどう連携していくか』というテーマで活発な意見交換が
行われました。
「地域コミュニティ」と題したテーマ①では、「仮設住宅を含む陸前高田の地域コミュニティの現状」を
元陸前高田市仮設住宅連絡会 副会長の佐藤 一男さんとNPO法人 陸前たがだ八起プロジェクト 代表の
蒲生 哲さんから報告がありました。
テーマ②の「リピーター・ファンの獲得」では、NPO法人 SET 理事長の三井 俊介さん、いわて
復興応援隊(一般社団法人 SAVE TAKATA配属)の齊藤 健祐さん、まるごとりくぜんたかた協議会の
越戸 浩貴さんが「何度も来たいと思うまちづくりに、若い世代はどう関わるか」について話し合われました。
後半は、各団体のブースにて活動報告・意見交換を行い、「NPOが復興・まちづくりに関わる意義とは?」、
「連携を生み出すために必要なことは?」、「関東にいながら出来ることって?」など、来場した皆さんと
直接お話をしながら、これからの4年に向けた意見交換をしました。
皆さんの復興への想いが会場全体に響きわたり、「みんなで頑張って行こう!」という気持ちを共有した
イベントでした。