認定特定非営利活動法人 市民活動センター神戸さんは、
1995年1月の阪神・淡路大震災から2ヶ月後の1995年3月、
復興支援に取り組む団体の調査を行う「震災・活動記録室」として発足しました。
現在は、中間支援を行う一方、政策提言などNPO活動を支える仕組み作りなど、
様々な活動を行っています。
お話をお伺いしたのは、事務局長の実吉さん。
市民活動センター神戸の事務局長として業務に携わる傍ら、
全国各地で公演等を行っているNPOの大先輩です。
「震災・活動記録室」の立ち上げ当時のお話から今に至るまで、様々なお話を聞かせて頂いたほか、
貴重な資料も提供してくださいました。
私たちの今の形や、今後の支援の形にも耳を傾けていただき、
「自分たちも立ち上げたときは今の状態は想像がつかなかった。
目の前のことに対応していった結果、現在の形に行きついている」と、力強いお言葉を頂きました。
実吉さん、お忙しい中ご対応いただきありがとうございました。
今回の神戸視察では、復興支援に携わり、復興を成し遂げた方々の生の声を
聞くことができたこと、また、新たなネットワークが構築できたことは、
岩手の支援活動を行う上でとても大きな財産となりました。
また、神戸復興塾の野崎さんがお話された「次世代が成長している」との
お言葉の通り、20代前半の若い世代が、市民活動に参画している実体を
体感できた視察でもありました。
この視察をこれからの活動に多いに役立たせ、岩手の復興に尽力していきたいと思います。
最後になりますが、今回の視察に辺りご協力を頂いた
一般財団法人ダイバーシティ研究所の田村太郎様はじめとする皆様、ありがとうございました。