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第6回「NPOを磨く15の力」を
8月6日、盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)と、
8月7日、遠野市のあえりあ遠野で行いました。
主催:特定非営利活動法人日本NPOセンター
協力:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
※いわて連携復興センターはメンバーが岩手事務局をさせて頂いております。

岩手・宮城・福島の被災3県で市民活動団体の組織基盤強化を目的として
人材育成を行うこのプロジェクトも今回が最終回となりました。

第1回「基礎編」、第2回「事業編」、第3・4・5回「組織編」と続き、
最後を締めくくる今回は「コミュニケーション編(伝える力・拡げる力)」

講師には、株式会社電通 関西支社のシニアクリエイティヴディレクター、
松井薫氏をお迎えしました。

前半はテキストを使用した講習で、
後半は前半で学んだことを元に各団体のポスターを実際に作ってみるという
実践形式のワークショップを行いました。

その後、各自そのポスターのプレゼンテーションを行い、
最後に投票で優秀作品を選ぶという方式だっただけに
会場はやる気に満ち溢れていました。


全体を通しても、電通さんが制作したCMを実例として見ながら
レクチャーいただくなど、非常にわかりやすく楽しい講義で、
真剣ながらも和やかな雰囲気の中で学ぶことができました。

今回でこのプロジェクトは最終回となりましたが、
これまで学んだ15の力は、私たちも含め、参加された皆様の日頃の活動に、
大いに役立つものだったと思います。
是非またこのような機会をいただきたいと思いました。

主催の日本NPOセンターさん、ご協力いただいたワールド・ビジョン・ジャパンさん、
そしてこれまでご講義いただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。



LIGHT UP NIPPON

梅雨も明け、岩手でも暑い日が続いています。夏は祭りの季節。
岩手の沿岸部各地でも様々なイベントが企画されています。
もちろん東日本大震災以前から行われている地域のお祭りもありますが、
震災以降さまざまな思いの中から企画されたものもあります。
 「LIGHT UP NIPPON」もそのひとつです。
昨年の震災以降多くの祭りが自粛という中で活気を失っていました。
そんな中また立ち上がり花火を打ち上げたいと思う地域の人々を主体として、
世界中から募金を集め、東北10か所で同時に花火を打ち上げるプロジェクトが、
この「LIGHT UP NIPPON」です。

今年も昨年に引き続き、8月11日に13か所で開催されます。
岩手では北は野田村から南は陸前高田市まで7か所で開催されます。
本来花火には鎮魂・慰霊・復興という意味も込められているそうです。
その思いをもって、各地で地域の方々が花火を打ち上げようと精いっぱい取り組んでいます。
ぜひ、岩手の夜空に咲く花をご覧ください!


●タイトル:福島県被災地の子どもたちリフレッシュ支援事業に係る業務委託先を公募

●助成内容:盛岡広域市町村長懇談会(盛岡市,八幡平市,雫石町,葛巻町,岩手町,滝沢村,
      紫波町,矢巾町の各首長で構成する団体)は,放射能汚染により屋外活動に
      制限が生じている福島県の子どもたちに屋外でのびのびと遊んでもらうとともに,
      盛岡周辺及び宮古周辺の子ども達との触れ合いと学びの機会を通じて,相互理解を深め,
      心身ともにリフレッシュをしてもらうことを目的た支援事業の実施
●締め切り:平成24年8月10日(金)午後1時までに企画・見積書を提出  ≪終了≫

●問い合わせ:盛岡市市長公室企画調整課
  〒020-8530 盛岡市内丸12番2号 盛岡市庁舎 別館8階


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応募要項


小雨舞う釜石市にて、東北に拠点を持つ助成団体「地域創造基金みやぎ」さんによる、
「さなぶりファンド助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ」
に参加(協力)してまいりました。

県内外から様々なジャンルの団体の多くの方々が参加され、
会場の「みんなの家・かだって」は満席状態でした。

説明会は岩手県・宮城県・福島県で実施される0歳~18歳までの子どもに関わる事業が
対象となる「こども☆はぐくみファンド(短期支援事業、単年度支援事業)」と
復興支援事業全般が対象となる「ローズファンド」、また、福島県から避難してきた
子どもを対象とした事業が対象となる「フクシマススムファンド」の3つの助成金の
説明から始まり、その中で資金を提供する側の想い、
助成金申請の考え方なども伝えていただきました。

その後に行われたワークショップでは実際に助成金を申請することを想定し、
各々の考えている事業などを紙にまとめ、それを元に各テーブルでグループワークを行い、
和気あいあいとしながらも熱い想いが飛び交う活気あふれる雰囲気となりました。

その後、個別の相談会を行い全プログラムが終了。
全体を通して助成金の理解を深め、また参加者同士の交流も深めることができた
非常に有意義な説明会とワークショップでした。

いわて連携復興センターでは被災地に必要な資源の一つとして、
今後も協力させていただきます。

地域創造基金みやぎさん、有難うございました。


5月から始まった、市民活動団体(NPO)育成・強化プロジェクト
『NPOを磨く15の力』の集合研修も、いよいよ次回が最終回となりました!
第14・15回の講座は、広告大手の電通さんと、日本のNPOの英知を結集してつくったプログラムです!
今回は、コミュニケーション編で、「第14回:伝える力・組織を伝えるコミュニケーション」
「第15回:拡げる力・組織を拡げるコミュニケーション」と題し、
株式会社電通シニア・クリエーティブ・ディレクターの松井薫さんを講師に迎え、
盛岡・会場の2つの会場で実施します。
自分たちの活動をいかに発信し、伝えるか。自らの団体のミッションを的確に把握し、
ビジョンを明確にして、端的に理解する技術と、発信の手法を学ぶ講座です。
大手広告代理店・電通さんのNPO支援プログラム「伝えるコツ」の
プログラムが中心となった魅力的な内容となっています。
NPOや市民活動をなさっている方はもちろん、行政でNPO支援に携わっている方にも
おすすめの講座です。みなさまぜひご参加ください!

『NPOを磨く15の力 第14回・第15回』
*同じプログラムを県内2会場で一日づつ行います。

(盛岡会場)
日時:8月6日、10:00~17:00
場所:いわて県民情報交流センター(アイーナ)団体活動室2
   (盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号)

(遠野会場)
日時:8月7日 9:00~15:30
場所:あえりあ遠野
   (岩手県遠野市新町1-10)

参加費:1000円

申込:日本NPOセンター(NPOを磨く15の力)の
   応募フォームからお申し込みください。
   http://www.jnpoc.ne.jp/form/15.html 
   
≪伝えるコツとは?≫
「伝えるコツ」はNPOの課題の一つである広報力の向上をめざし、
電通の社会貢献活動の一環として、NPOとともに取り組んでいるプロジェクトです。
広報活動をしていく上での「伝えるコツ」をまとめたオリジナルのテキストをつくり、
電通のクリエーティブスタッフを中心とした講師が、
全国でセミナーを開催しています。
「うまく伝える」ことがきっかけとなり、
日本のNPO活動がもっと広がることを願って、活動をつづけています。

NPOを磨く15の力のHPはコチラから!
http://www.jnpoc.ne.jp/?page_id=2662


●タイトル:子どもサポート基金(第3期)
●助成内容:申請団体が主体となって取り組む活動で、東日本大震災で被災した
      子どもたちのための支援活動全般。
      被災地における活動だけでなく、全国の避難先における活動も対象。
      【支援活動の例】
      ・日常生活を取り戻すための活動
       - 被災した子どもたちの生活環境を改善するための活動
      ・心身の健康を回復維持するための活動
       - 被災した子どもたちの心のケア
      ・主体性を発揮して逞しく成長するための支援活動
       - 被災した子どもたちに対する学習支援活動
       - 被災者した子どもたちに対するリーダーシップ教育
      ・その他
       - 子どもを持つ家庭に対する子育て環境改善のための活動
       - 被災した子どもたちに必要な支援に関する調査活動
       - 仮設住宅の自治会が行う子どもたちの支援に関する活動
●助成金額:(1) 助成総額:1億円
       (2) 助成上限額:1件あたりの助成の上限額は設定しておりません。
       ※活動内容を審査した上で、申請額から減額した助成額となる場合があります。
●締め切り:2012年8月17日(金)消印有効。郵送のみ。 ≪終了≫
●問い合わせ:公益財団法人 東日本大震災復興支援財団
※詳しくは→http://minnade-ganbaro.jp/aid/kodomo_support/summary_03.html


●タイトル:ジャパン・プラットフォーム「共に生きる」ファンド(第10次)
●助成内容:・東日本大震災で被災された方々や被災地域の緊急から復興までの支援活動全般
       (行政との連携を含む)
      ・被災地における活動だけでなく、全国にある被災者の避難先、原子力発電所事故に伴う住民の
       避難先における活動も対象となる。
●助成金額 :【初回の助成申請の場合】
      ①設立から1年未満の団体、または設立から1年以上経過しているが
       前年度の支出実績が50万円未満の団体は1事業あたり100万円まで。
      ②前年度の支出実績が50万円以上、200万円未満の団体は1事業あたり500万円まで。
      ③前年度の支出実績が200万円以上の団体は1事業あたり1000万円まで。
      ※事業内容や組織能力、申請団体の過去の実績によっては、上限を超えて助成することもある。
       (事前にJPF事務局に要相談)

      【すでに本助成を受けており、継続または新規事業について最申請する場合】
       初回の事業が問題なく実施されたことが確認される場合には、1000万円を超えて助成する
       こともある(事前にJPF事務局に要相談)
●締め切り:平成24年8月3日~平成24年8月9日 ≪終了≫
●問い合わせ:(特活)ジャパン・プラットフォーム
※詳しくは→http://www.japanplatform.org/area_works/tohoku/action/08.html


●復興に当たっての多様な担い手による連携事例の募集について 

復興への取組に当たっては、行政機関、企業、ボランティア団体など多様な担い手の連携が大変重要です。
現在復興庁では、こういった多様な担い手による連携事例を募集しています。
頂いた事例を掲載例の形でホームページに公開し、これから連携による復興に取り組もうとされている方々の参考としてご活用頂くことを予定しています。
※詳しくはこちら→http://www.reconstruction.go.jp/topics/001122.html


8月3日、釜石市にて、東北に拠点を持つ助成団体「地域創造基金みやぎ」さんが、
「さなぶりファンド助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ」を実施されます。
助成金についての考え方など、参考になるところが多いと思います。
みなさま奮ってご参加ください!

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さなぶりファンド
助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ
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さなぶりファンド(一般財団法人地域創造基金みやぎ)が行う助成事業について、
7月からの支援事業公募に先立ち、助成プログラムの説明会と助成金獲得に向けた
企画づくりワークショップを行います。
2013年1月からの事業実施に活用できる資金調達をお考えの団体の方、
ぜひご参加ください。

○日時:2012年8月3日(金)13:30~16:30

○場所:「みんなの家・かだって」
    岩手県釜石市只越町1-3-2

○内容:13:30~14:00 助成金説明会
    14:05~15:35 助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ
    15:40~16:30 助成金担当者への個別相談会

○参加申込:不要

○説明予定の助成金
・子ども☆はぐくみファンド(短期支援事業、単年度支援事業)
・ローズファンド
・フクシマススムファンド

○主催:一般財団法人地域創造基金みやぎ
〒980-0804 宮城県仙台市青葉区大町1-2-23桜大町ビル303
TEL: 022-748-7283 FAX: 022-748-7284 URL: http://www.sanaburifund.org

詳しい内容は下記をご覧ください!


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8月3日釜石助成金説明会&助成金獲得に向けた企画づくりワークショップ詳細


岩手県沿岸被災地の各市町村ではさまざまな支援団体が、今も復興に向けて活動をされています。
発災からまもなく、仮設住宅が各地に建設されたころは目の前の課題の大半が仮設住宅支援に
関するものだったことから、いわて連携復興センターではジャパン・プラットフォームと共催し、
市町村をまたいでの課題解決・議論の場として、これまで8回「仮設分科会」と題し、
企画・実施いたしました。しかし、フェーズとともに課題も移り変わり、
現在では単に仮設住宅だけの問題ではなくなっている中、これまでの仮設分科会を引き継ぎ、
仮設のみにとらわれない広範な課題解決の場として、「地域活性化ミーティング」と名称を変え、
7月30日、おらが大槌復興食堂さんを会場に開催いたしました。


当日は、約20団体、50名程の参加を頂き、会議では参加団体からの活発な意見交換がなされ、
有意義な議論の場となったとともに、市町村をまたいでの情報共有・ネットワーキングもなされました。
これから解決していかなければならない問題や、今後取り組む議題もあげられ、
いわて連携復興センターへの宿題も多く挙げられました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


岩手県内でも東日本大震災以前から、生活相談や就労支援といったいわゆる
パーソナルサポートの取り組みがされてきました。
震災以降は被災地でのニーズが増大することが予想され、
その取り組みがいっそう手厚くされてきています。
いわて県南パーソナルサポートセンターでは岩手県奥州市の複合施設メイプルに拠点を設け、
沿岸部でのニーズ掘り起こしや、周知・告知、また、寄り添い型の生活相談や、就労支援を行っています。

震災からある程度の時が流れ、被災された方々はもちろん、
支援する側の方々もさまざまな課題や問題に直面し、悩みを抱えている状況です。
「悩みを抱えている方々を直接救えるわけではないかもしれないが、
面談し、ともに寄り添い、一緒に自立することや立ち直っていくことを目指しています」と、
同センターのスタッフの方が語っておられました。
こういった震災以前からの確かな活動が、復興へ寄与していることを強く感じました。


被災地各地に建設された応急仮設住宅。その団地ごとに、徐々にではありますが、
とりまとめる自治会が立ち上がり、支援員などの制度ができあがってきております。
いわて連携復興センターでは、大船渡、釜石、大槌の仮設支援事業の事務局が一堂に会し、
それぞれ抱えている課題や、その取り組みなどを共有していくミーティングを
1か月に一度程度開催しております。

仮設住宅は設立当初から時間が経つにつれ、住民・地域の中でもその問題や課題は細分化しており、
よりきめ細やかな対応が要求されております。
そんな中でも支援員と呼ばれる方々の悩みも顕在化してきております。
市町村ごとの状況を分かち合い、各地区の事例を共有することは、
よりよい仮設住宅支援事業のためにも必要な場だと感じております。


●タイトル: ジャパン・ソサエティ東日本大震災復興基金(ローズファンド)第三期 助成事業 
●助成内容: 岩手県、宮城県、福島県で、中長期にわたって復興支援事業を実施していこうとする
       現地NPOを対象に最長2年間の継続した助成を行い、復興支援事業の加速と事業を担う
       現地NPOの育成を図る。
       A→復興支援事業助成
       B→復興支援事業に取り組む現地NPOの組織基盤強化のための助成
●助成金額: A→上限250万円
       B→上限370万円
●締め切り: 2012年8月1日(水)~2012年9月14日(金)消印有効 《終了》
●問い合わせ: 一般財団法人 地域創造基金みやぎ 
        ジャパン・ソサエティ東日本大震災復興基金(ローズファンド)事務局
※詳しくはこちら→http://www.sanaburifund.org


●タイトル: 日韓共同募金プロジェクト「生活・交流支援活動助成事業」
●助成内容:(1)住民交流事業
         仮設住宅、みなし仮設住宅等地域における、住民同士の交流や健康維持を目的とした事業
        (お茶会、サロン、お買い物ツアー、体操、健康診断・相談、支え合い活動など)
      (2)被災者を対象とした相談事業 
         ①法律相談など被災者向けの各種相談事業の実施。
         ②被災者のケアを行っている職員等への精神的なケア及び業務支援の実施。
      (3)子どものケア事業 
         定期的な巡回及びカウンセリング、交流事業、
         遊び場など子どもの居場所づくりなどを目的とした事業
        (親子を対象とした事業も対象とします)
      (4)年末年始の要援護者支援事業 
         仮設住宅・みなし仮設住宅での生活を余儀なくされている要援助者を対象にした
         餅や年越しそばの配布などの支援活動の実施。
        ※上記に該当するもので、すでに終了した活動であっても
         平成23年12月1日までさかのぼって対象
●助成金額:岩手県分の枠は1億円
●締め切り:【第1次募集受付期間】 平成24年5月1日(火)~平成24年6月8日(金)≪終了≫
      【第1次募集決定時期】 平成24年6月下旬

      【第2次募集受付期間】 平成24年8月1日(水)~平成24年8月31日(金)≪終了≫
      【第2次募集決定時期】 平成24年9月下旬
  
      【第3次募集受付期間】 平成24年11月1日(火)~平成24年11月23日(金)≪終了≫           【第3次募集決定時期】 平成24年12月上旬
●問い合わせ: 社会福祉法人岩手県共同募金会
      ※詳しくはこちら→http://www.akaihane-iwate.or.jp/cgi-bin/news.cgi?f1=1334715813&f2=staff
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平成24年7月28日(土)、いわて連携復興センター(IFC)では、
盛岡市を拠点に岩手県内の小中学校等でキャリア教育を通した活動を行っている
NPO法人未来図書館と共に、現在大槌町にて「被災地の放課後学校 コラボ・スクール 大槌臨学舎』を
運営しているNPO法人カタリバの代表理事・今村久美さんをお呼びし、
盛岡市にてミニ講演会&交流会を開催いたしました。

なお、この事業はIFCが主催になっていますが、
NPO法人未来図書館さんと、カタリバさんの交流のお話を未来図書館さんにしたところ、
IFCが主催ならばぜひというお話もございまして、
主催団体に名前を記させていただいたという経緯がございます。
また、この事業につきましては、今年度IFCが実施している平成24年度新しい公共支援事業の、
官民、官官、民民連携の促進(ノウハウ移転)の位置付けとして実施いたしました。


NPO法人カタリバの代表理事・今村久美さんは、
東京を拠点に全国各地でキャリア教育に関する活動を行っており、
岩手県では、大槌町で「大槌臨学舎」という放課後の学習支援を行っています。
大槌町での活動から、キャリア教育に関する先進事例まで、今村さんの生のお話が聞ける
貴重な機会となりました。
交流会においても、未来図書館の会員さんや、一般参加の方の交流も活発に行われ、
意義のあるものとなりました。
講師の今村さん、ご参加頂いた皆さん有難うございました。


●タイトル :平成24年度(第19回)ボランティア活動助成
      (ボランティア活動助成とボランティア活動等に関する調査研究助成)
●助成内容:特に在宅老人、障がい児・者、児童問題等に対するボランティア活動
      (申込みに際しては、社会福祉協議会若しくは、共同募金会の推薦を必ず受けてください。)
●助成金額:30万円
●締め切り:平成24年9月15日(当日消印有効) ≪終了≫
●申請書送付先:公益財団法人 大和証券福祉財団
        ※詳しくはこちら→http://www.daiwa-grp.jp/dsf/grant/outline.html


岩手の被災地にも大学教授をはじめとする学識経験者や専門的知識を有するいわゆる専門家が、
復興へ向けて尽力し、確かな存在感をもっています。
7月25日釜石市にて、きたかみ震災ステーション出張復興サロン
「コミュニティにおける意思決定に関わる専門家」の役割と題しての
情報提供・情報交換会が行われました。

東日本大震災以降奥尻島の津波からの復興について研究をまとめ、
奥尻シートを発表した森傑氏(北海道大学工学部教授)を講師として、
専門家の果たすべき役割についてお話しいただきました。
森先生は奥尻シートが気仙沼市小泉地区に提供されたことをきっかけに同地区に入り、
住民の方とともに小泉地区の防災集団移転を進めております。

復興には様々な人たちの力が必要になります。
それぞれができることを、息長く続けて被災地に関わり続けていくことがとても大切だと感じました。


7月24日、花巻市の岩手県生涯教育推進センターで行われた「平成24年度被災者支援力向上セミナー」に
参加してきました。(主催:岩手県教育委員会)

このセミナーは、東日本大震災の被災者支援の現状について、様々な実践事例をもとに理解が深められたり、社会教育による支援の手法を学習したりすることにより、生涯学習・社会教育関係者や関係団体等の被災者支援力の向上を図ることを目的として開催されました。
当日は、市町村教育委員会、社会教育関係職員、公民館職員、被災者支援団体(社協、NPO)など、約30名の参加がありました。

はじめに基調報告として、北上市企画部政策企画課 課長補佐 小原氏より、
「被災者支援の現状と課題~きたかみ復興支援協働体の取り組み~」と題し、
震災直後から取り組んでいる被災者支援活動について発表がありました。
このきたかみ復興支援協働体には、当法人も構成団体として参画しており、
様々な支援者が持っている情報を繋ぎ、効果的支援活動を展開するためのサポートを行っております。

次に、「被災者支援から学ぶ社会教育の取組」として、
一関市立室根公民館 主査 吉田氏より、「青年ふれあい塾事業の取組」と
盛岡市中央公民館 社会教育指導員 川村氏より、「生涯学習ボランティア講座の取組」
について事例発表がありました。

午後からは、「傾聴ボランティアの実際」と「心をつなぐ絵手紙講座」の選択セミナーがありました。

今回のセミナーは、他地域で取り組まれている復興支援活動を知るきっかけとなり、今後の活動にとても参考となりました。有難うございました。


NPO法人いわて連携復興センターでは、盛岡市を拠点に岩手県内の小中学校で
キャリア教育を通した活動を行っているNPO法人未来図書館と共に、
現在大槌町で「被災地の放課後学校 コラボ・スクール 大槌臨学舎』を運営している
NPO法人NPOカタリバの代表理事・今村久美さんをお呼びし、ミニ講演会&講演会を開催いたします。

大槌町での活動から、キャリア教育に関する先進事例まで、
今村さんの生のお話が聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

*なお、参加につきましては会場の都合もあり、先着順に30名様程度とさせていただきます。
 何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

【NPO法人NPOカタリバ代表今村久美さんのミニ講演会&交流会】
 主催:特定非営利活動法人いわて連携復興センター
 共催:特定非営利活動法人未来図書館

開催日:平成24年7月28日(土)19:00~21:30
場所:北ホテル 2階会議室 秋桜(コスモス)
   (盛岡市内丸17-45)
参加費:3500円(食事、2時間飲み放題付)
定員:30名程
申込・お問い合わせ先:特定非営利活動法人いわて連携復興センター
           (電話:0197-72-6200)


東日本大震災から1年と5か月が過ぎようとしています。
少しずつ状況も移ろいで行く中、被災地支援にも様々なかたちでの取り組みがあります。
先日お会いしたのはアートで復興支援を行っているという
くらしのある家プロジェクト」さんです。
仮設住宅に、住民やこどもと一緒になって絵をかいたり、
植樹をしたりと様々な活動をしてらっしゃいます。

「くらしのある家プロジェクト」さんは、これまで宮城・福島で支援活動を行ってきましたが、
今年度は岩手県での活動も検討したいという事で、当法人にご相談があり、
7月20日、現地の活動団体の紹介と情報収集を兼ね、
担当の白鳥さんとともに、宮古市と大船渡市へ向かいました。

宮古市・大船渡市でご紹介いただいた2カ所とも、
「くらしのある家プロジェクト」さんの事業に興味を示していただき、
秋すぎには、プロジェクトが実施されそうです。

被災地で活動を検討する団体と地元のマッチングは、
いわて連携復興センターの大きなミッションです。
今後も沿岸部の復興の一助となるように、両者を繋いでいきたいと思います。


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